マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

ジェンダー・バイアス

昨日は午前中、研究計画を仕上げ、フラダンスに出てから夕方4時から10時すぎまで大学にいて、4時から6時までは中国人研修生の心理学の英語文献探しを教授と手伝い、6時からは自分のゼミで今年から新しく加わった女性と4人で主に私の研究テーマについてコメントをいただきました。やはり昨年度は仕事を入れすぎ、優雅な生活をしすぎ、肝心の研究に力が入っていなかったと反省。

さて、次の文章を読んで、違和感を感じるでしょうか?感じないでしょうか?

路上で交通事故がありました。
タンクローリーが、ある男性と彼の息子を轢きました。
父は即死です。
息子は入院しました。
彼の身元を外科医が確認しました。
外科医は「息子!これは私の息子!」とおののきながら叫びました。(出典「地球市民を育む教育」
英語版"Global Teacher, Global Learner")

これをもとにそれぞれ高校生と成人対象にワークショップを行ったことがあります。この文章を並べ替えたものを意味が通るように直してもらい、直したものが上記の文章です。

ここで「外科医」とはだれか?なのですが、高校生はすぐにわかりましたが、かえって大人は頭を抱え、「外科医は息子の義理の父」などと言う人もいました。

そうです。「外科医」はこの「息子」の母なのです。「外科医」は男性、と思ったあなた、ジェンダー・バイアスがありますね。などと説明し、「偏見」についてのテーマ解説に入る、という感じでした。

昨日の午前中、知人から紹介を受けた小学校の校長先生に電話をし、1回目は不在とのことで1時間後に再度連絡しました。電話に出た女性が「少々お待ちください」と告げ、そのあと再び女性が電話に出ました。最初の女性と2回目の女性の声の区別がはっきりしなかったので、同じ人がでて、また不在なのかと思っていると「校長の○○でございます」とその女性は名乗りました。私自身、男性が出るものだと思い込んでいました。特に小学校の女性校長は昔から珍しくはないのにもかかわらずです。

最近、女性宇宙飛行士が紙面をにぎわわせ、「ママさん宇宙飛行士」などと載っていましたが、「パパさん宇宙飛行士」はありません。つくづく、宇宙飛行士は男性、というイメージが強いのだな、と思っていましたが、やはりこうした呪縛からのがれることは難しいです。

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テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

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この秋で大学院博士課程を満期退学。
もう院生ではないので
博論終わったらブログ引っ越します。

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