マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

朝鮮王朝のシンデレラ・ボーイ

私と交代するように家人が高熱を出し、自分もまだ治らない中、看病中です。私は熱は出ていません。メールで仕事を送ったのでちょっとひといき。具合は悪いです。

我が家ではイ・サンのあと、後続番組の、李氏朝鮮第22代王イ・サンの右腕を主人公とした「ホン・グギョン」。イ・サンを見た方ならご存じでしょうが。イ・サンを全力で守り、王位につけた功臣ですが、のちに自分の妹(12歳!)をイ・サンの側室にゴリ押し、権力におぼれ、残念な人となってしまった人です。

そして、ホン・グギョンのライバルとしてイ・サンでも登場していたのがチョン・フギョム。ドラマでは長身でニヒルなイケメン俳優さんが「母上!」とか言って、上品に演じていましたよね。サンの祖父である第21代王の娘、サンの叔母ファワンの養子で、ファワンとともに陰謀を企てたサンの宿敵です。

イ・サンでもこの二人のライバル関係は描かれていましたが、それは二人が役人として王宮に入った20代半ば以降のこと。

ドラマ「ホン・グギョン」では二人とも17歳くらいから描かれていて、二人とも「ゴロツキ」を仲間とし、暴れん坊の時代です。グギョンは飲んだくれの没落両班を父とし、けなげな母と幼い(5歳くらい?)の妹と暮らしています。勉学に身が入らず、ゴロツキの仲間入りをしてしまいます。フギョムは魚売りの商人の息子で、別のゴロツキ集団に属しています。

フギョムを演じるのは悪役俳優で、善徳女王のライバル、ミシルの弟などすごみのある役ばかり演じています。(イメージ違ってちょっと残念)。ある日のこと、王女様(ファワン)が養子を取ろうと、「かなりの遠縁」であるフギョムを養子にどうかと、使者を通して打診します。王女は夫を亡くし、子どももいません。実態は「政治参謀」としての息子を探していました。

王女27歳、フギョム17歳ということで、周囲は難色を示しますが、フギョムの悪知恵で、養子として迎えられます。(俳優さんたちは、どう見ても、王女50代半ば、フギョム40代半ばから後半くらいにしかみえませんが。)

フギョムの家は貧しく、家は抵当に取られていましたが、降ってきた大幸運で、立派な家が与えられ、塩田の経営権利が与えられ、左団扇、となります。韓国時代劇では、身分の低い人が王の側室になると、貧しい家族、(よく母親と兄が登場します)が急にきれいな衣装を与えられ、喜びながらも、おろおろする様子が描かれますが、男性版は初めて見ますね。

かたやグギョンは年中暗殺の危機にあったイ・サンの影武者をそれと知らずに引き受け、重傷を負い、それがきっかけでイ・サンを守ろうとする勢力に取り込まれていく、という描き方をされています。

イ・サンでは描かれていない点で、おそらくフィクションでしょうが、フギョムがグギョンの恋人をそれとは知らずに奪ってしまい妻(側室)としてしまう、というのがあります。

いずれにせよ、「高級官僚」であるグギョンとフギョムがそれぞれ「かつてのゴロツキ仲間」に現在も常に囲まれている、というのはイ・サンとは違うのですが、このほうがきっと史実、というか実態に近いのでしょうね。




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テーマ:韓国ドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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Author:とらいふる
長~い職務経験をへて、現在、大学院博士課程に在籍中 (教育学)。

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