マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

セーラムのPeabody Essex Museum

ボストンは零下の気温で、帰国した日は成田でも雪が降っており、1週間ほど風邪が抜けなかったのですが、ようやく新年度へ始動!という気分になっています。大学院からのメールも「2,3年生博士課程の皆様」宛てとなっており、「そうか、2年生か」と「自覚」を促されています。

さて、ボストンから列車で30分ほどの、魔女裁判で有名なセーラムにあるPeabody Essex Museumに行ってきました。大森貝塚を発見したエドワード・モースが日本で集めた資料(日用品や薬屋の看板などありとあらゆるもの)を持ち帰り、寄贈し館長になったということを、編集者時代に知りました。いつか行ってみたいと思いつつ、約20年後に実現しました。

日本の民俗資料的なものは今回の展示にはありませんでしたが、高貴な姫君の螺鈿で作られ、美しい花の絵が描かれたお駕籠など、日本でも目にしなかった美しいものをたくさん見ることができました。ボストン美術館とは趣を異にしていますが、西洋と東洋の茶器など「来てよかった」と思える展示ばかりでした。受付で「中国の古代の家の展示を見ますか?」と聞かれ、熱心なおばさまの説明に根負けし、見ることにしました。清朝の裕福な農村の家が移築され、これもまた、中国では見られなかったもので、素晴らしい展示でした。

ビデオ上映では、古い家を維持するのにお金がかかり、壊さざるを得ない家が多く、移築の話が出た時に「他の場所に移って多くの人に見てもらえる」ことで先祖に報告をし、儀式を行った様子などが紹介されていました。瓦を1枚1枚はがし、アメリカへ船で輸送し、中国からの大工さんとアメリカ側のプロジェクト・スタッフが共同で、再構築していく様子も感動ものでした。

ミュージアム・ショップ自体も展示のようでユニークな土産物が多数あったのですが、買えるような値段のものがなく、記念に唯一手頃な、博物館のロゴ入りプラスチック製のポーチを買って博物館を出ました。
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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

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Author:とらいふる
長~い職務経験をへて、現在、大学院博士課程に在籍中 (教育学)。

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