マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

国際学会のホスピタリティ(英米・フィリピン)

昨年の今頃はウェールズのカーディフで学会に参加していました。主催場所などによって若干の差はあるでしょうが、英米の比較を。昨年は博物館の中の会議場で館内が多少わかりにくいので、学部生の若いバイト(ボランティア?)を大量に動員しており、自分で探すより聞く方がすぐわかり助かりました。今回は国際展示場や幕張メッセのような館内が分かりやすい展示場ということもあるのか、職員または教員らしき大人のボランティアがほとんどで若いスタッフは見当たりませんでした。英国は演劇、コンサート、詩の朗読会など無料の夜のイベントが充実していましたが、米国は夜にプレナリー(基調講演)をあてており、夜のカルチャーイベントは皆無。

英国では会場で、出版社がスポンサーの無料インターネットが時間制限つきで使え、しかも日本語が読めたので助かりましたが、米国ではそれはありませんでした。NYなら日系の旅行会社や航空券会社で短時間インターネットを使わせてもらえたり日本語が読める設定をしてあるインターネットがホテルにあったりで困りませんでしたが、今回はホテルのインターネットは日本語設定がしていなかったのであきらめました。ポメラを持っていったので、ブログも更新できると思っていたのですが。

英国では観光ツアーを現地で受け付けていましたが、米国では観光ツアーは事前受け付けのみでしかも定員に満たないということですべてキャンセルになっていました。もっとも、昨年は後半に会議が入っていたため、疲れていてイベントもツアーも参加できませんでした。

今まででいちばん心に残っているのは10年ほど前のフィリピンでの学会です。会議の性質の違い、物価、安全上の問題などの違いがありますが、会費に宿泊から食事、観光、施設訪問まですべて含まれており、素晴らしいホスピタリティだったと思いだします。大学のホテルから会場の大学まではマイクロバスで送迎。朝食をホテルで摂ると、昼食、夕食はケータリングのビュッフェ。週末は観光のほかに、施設を選んで訪問できました。環境団体と女子児童保護施設を訪問しました。

カルチャーナイトでは各国で出し物をし、私たち日本人のグループは前日に「東京音頭でいいですね」と代表の人に言われ、即席で踊りました。「日本人はまったく集まった様子がないのに、いつダンスの練習をしたのか?」と驚かれましたが、盆踊りは誰でもすぐ踊れるのですよね。出席者がほとんど同じホテルに泊まっているので合宿のようでもあり、大会テーマのsolidarityを体感できました。

フィリピンの学会では一通り会議が終わった後、7,8人のグループに分かれる振り返りセッションというのがあり、自分がその日に聞いた講演の印象や疑問点などをシェアするというもので、1時間半の時間が夕食直前までとられていました。大学院で講義を受けた平和教育の大御所のNYの教授と一緒のグループになって緊張したりもしましたが、これも英米の会議にはなかった点です。

日本の学会にはあまりない、無料のコーヒー・ティー・ブレイクはうれしいものです。これもフィリピンでは「ミリエンダ」というおやつの時間で、見慣れないお菓子とともに供されました。「これは何でしょうね?」とほかの国の出席者との会話の糸口ともなり、楽しい時間でした。

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Author:とらいふる
長~い職務経験をへて、現在、大学院博士課程に在籍中 (教育学)。

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