マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

「その余」と「夏までに」

「英語に訳せない日本語」って数多くありますが、先日の翻訳でお目にかかったのが「その余」。例えば、「その余の代理人は甲と乙が...」なんてのを英訳していたのです。甲と乙はAとB。「その余」は調べてみると、はっきりと英訳されていない場合が多く、あるとすれば、「関連した」という意味の訳もありました。まあ、はっきり言えば「飾り」なのですね。「代理人は」だけでも十分なのです。

そして、たまっていた自分がインタビューした録音のテープ起こしを久々にやってみると、時間が経ってしまったということもあるのですが、わかりにくいところが。日本語なら何の問題もないと思われるかもしれませんが、2,3回聞いてもよくわからない場合もしばしばです。また、2回目に聞くと抜けていた部分を発見したり。

どんな場合が聞き取りづらいかと言うと、先日のシンポジウムのテープ起こしだと、普通にしゃべる中にいろいろな情報をちりばめる人。文脈が他人にはわかりづらいユニークな発想。また、年代による使用言語の差。要するに「若者語」と「年配語」です。職業上のジャーゴンなんかもそうですね。意外に、若者語ってテレビで紹介されていたり、若者と接したりしていると何となくわかります。旬の日本語なんですね。

ところが、自分よりちょっと上の世代で、最近あまり使われていない、「死語」化している、しかかっている言葉が盲点だとわかりました。

空耳で「夏までに」。なんでしょうこれは。2度目で、カン違いに気づきました。始めは「夏までに対応しようと思いました。」などと起こしたのですが。春に入学した生徒、夏までに何とか力を付けさせよう、そういうことかなと。あれれ。もしかしたら「マンツーマンで対応しようと思いました。」なのですね。調べてみると「マンツーマン」って英会話学校の宣伝文句などでは最近でも使われていることがわかりました。でも、私的には使用頻度はかつてより減った気がしています。「個別指導」って言ってもらった方が私にはわかりやすかったかも。

インタビューだと自分の声も入っているわけで、それを聞くのはちょっと嫌だったのですが、今回、効用に気づきました。固有名詞が聞き取れないと、アウトですが、私が「そうなんですか。○○はすごいですね。」などと確認しはっきりしゃべっているので、助かったのです。ご本人に確認することもできるのですが、やはりできる限り避けたい。内容についての追加質問ならいいですが。

それにしても、ひとそれぞれ、fillerがたくさん会話には入るので、「無くて七癖」。自分でも気づかないしゃべり上の癖ってありますね。
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テーマ:英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

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この秋で大学院博士課程を満期退学。
もう院生ではないので
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