マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

時代劇のリアリティ(2)

「チャン・オクチョン」引き続き見ております。「トンイ」を見ていて何となく不思議に思っていたことが、はっきりしました。
昔の王妃さまは一夫多妻を果たして当然、と思っていたのか?

トンイの王妃さまは新しい側室に「私を助け、王様にお仕えしてくれ」などと微笑みながら伝えていました。まるで、職場で新しい部下を励ますかのように。

ヒビンことオクチョンも、それとNHKの「奇皇后」に出てくる中国の皇帝の妃も、側室候補がいただけで、許せず、半狂乱。やはり、そうですよね。

さらにイニョン王妃の廃妃の原因。「トンイ」では濡れ衣を着せられ、ということでした。「オクチョン」では「非の打ちどころのない王妃」でしたが、派閥争いを操作するために、「嫉妬」ということで、廃妃に。こちらの方が史実どおりのようです。

また、「トンイ」こと「スクピン・チェ氏」が側室となったきっかけ。「トンイ」では王宮外で知り合い、ドタバタ捕り物帳を通し愛を育むといったところでした。「オクチョン」では史実通り、廃妃の誕生日を一人で祝っていた、けなげな女官に王様が目を止め、という展開。

面白いことに、これは仕組まれた罠。廃妃とその取り巻きが復位を図って、送り込んだ女性がチェ氏だったのです。慎重な王様はすぐに「誰かが仕組んだ」と見抜き、「お誘い」には乗らず、「指図をした者たちに、『うまくいった』と言え。」と、「ご寵愛成立」のふりをした、という展開になりました。

それとは知らない「オクチョン」が半狂乱、嫉妬の嵐、これで王様は「それじゃあ、本当に側室にするかなあ」というような感じで、「トンイ」で描かれた「ほのぼのとした純愛」とは全く違うようです。

素直で正義感が強く愛らしく描かれた「トンイ」も、「オクチョン」では「小ズルイ小悪魔の田舎者」という風に描かれていて、大人の女性のヒビンがまだ子どものチェ氏を諭す、というような場面さえありました。

今後はどんな違いがみられるのでしょう?
スポンサーサイト

*** COMMENT ***

コメントの投稿

管理人にだけ読んでもらう

最新トラックバック
プロフィール

とらいふる

Author:とらいふる
長~い職務経験をへて、現在、大学院博士課程に在籍中 (教育学)。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
フリーエリア

free counters