マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

Cookとprepare

先週はイギリス教会史と、羊毛産業など、ちょっと馴染みのない分野の翻訳の仕事が急に入り、ばたばたしておりました。glossaryを作っておけば、次回イギリスの教会に行ったときに役立ちそうです。

そんな中でちょっと気づいたことがあります。先週、アフリカのガンビアのテレビ局が日本文化をどう報道するか、というTV番組がありました。民族衣装に身を包んだ敏腕女性ディレクターの力量に感動するとともに、テロップの翻訳に??

築地のお寿司屋さんの取材で、prepare sushiなどという発言には「寿司を準備します」と、prepareが必ず「準備する」と訳されていたのです。映像にはすでに寿司がにぎられ、目の前に出されているのに、です。

私自身、今回の翻訳ではイギリスの酒場、パブの食事についての宣伝の記載でWe offer cooked meals.などという表現がありました。cookは「火を通して調理する」ということで、文字通りにはcooked mealsは「火を使って調理した食事」ですが、ちょっと。そこで「温かい食事をご用意しております。」と訳してみました。

辞書には「日本語の『料理する』とは異なり、cookは必ず加熱を伴う。加熱しないときはfix, prepareなどという。」とあり、prepare sushiは「寿司を調理する」ということになります。要するに「寿司を握ってお出ししました」という感じでしょう。

サラダを作る、はprepare salad.サラダは加熱しませんよね。作るというより、和えるという感じだし。

prepare=準備する、用意する。コンテクストに応じてほかの意味を辞書で調べるとか、しないのでしょうか。
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テーマ:英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

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この秋で大学院博士課程を満期退学。
もう院生ではないので
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