マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

ママレードとビートン夫人

文旦
「暮しの手帳」の読者欄にイギリスのママレードの話が載っていたので、無農薬のオレンジを買いに行き、文旦があったので一緒に買って、さらに家にあったゆずとともに「かんきつ類の皮」を煮まくりました。上が文旦、下がママレードです。上が文旦の方は子どものころ母がよく作ってくれた、皮を砂糖で煮て、グラニュー糖をまぶしたもの「文旦ピール」です。

ママレードの方はビクトリア朝時代のイギリス人の元祖・カリスマ主婦、ビートン夫人のレシピで作った、とのことでしたので、早速、分厚いMrs. Beeton's Book of Household Managementを引っ張り出してみました。作る過程はわかりやすいのですが、bladderまたはティッシュ・ペーパーに卵の白身を塗ったものでカバーをする、とありました。今でいえばクッキングシートで落としぶた、ということだとわかります。bladderは「膀胱」という意味ですが、???

スコットランド料理の「ハギス」は羊の膀胱(または胃袋)に肉などを詰めた料理なので、おそらく、bladderとは羊の膀胱のことだと思います。浮き袋という意味もありますが、この場合は違うでしょう。昔の人の知恵ですね。

ちなみにビートン夫人に逆らって2時間も下煮をしなかったので、かたいママレードになってしまい、オレンジ・ケーキを作り、久しぶりに会う叔母の家に持って行きました。叔母はかつて芸人のギャグにもなった高級住宅地に住んでいます。叔母とは2年ぶりくらいですが、家に行ったのは15年ぶりで、さらに泊まらせてもらったのは学生時代とずいぶん昔でした。駅周辺はすっかり「近代化」してしまいましたが、叔母の家の方のロータリーは昔と変わらず、石畳と石造り風の家並みが落ち着いており、日本と言うよりはイギリス・ロンドン郊外のハムステッドのような趣を呈していました。

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テーマ:イギリス - ジャンル:海外情報

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Author:とらいふる
長~い職務経験をへて、現在、大学院博士課程に在籍中 (教育学)。

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