マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

シェフ vs 料理研究家

これはたとえ話です。

ある偉大な料理界の大御所に弟子入りしている3人組。

若い順に、Aさん。新進気鋭の美人シェフ。TV出演、料理本などを出版するフランス料理シェフです。若くして「大御所」と同じ資格を持っているので将来は「大御所」に。フランス留学経験あり。
Bさん。常勤のイタリア料理中堅シェフで、TV出演、料理本出版をめざし、弟子入り。イタリア語はメニューが読める程度。
Cさん。元イタリア料理中堅シェフ。大御所に弟子入り。年齢も年齢なので、TV出演は無理だが、せめて料理本出版はしたい。まだ、時々はシェフをやっている。イタリア語が得意。

Aさん、Cさんは大御所の直近の弟子ですが、Bさんには別の「大御所」がいます。

この3人でパスタのメニュー開発プロジェクトをやることにしました。Cさんは時間があるので、イタリアに行き、○▽パスタに出会いました。

大御所は「和風○▽パスタの開発をしては?」と提案。

Bさんは「私は食べたことがないので○▽パスタのイメージが湧かないので、無理。」と最初ごねていました。Cさんは、使う材料、写真、などを示し、実際に試作し、全員にふるまいました。そして、AさんとCさんはBさんをなだめつつ、開発を進めました。

そうしているうち、Bさんにイメージが湧き、「野菜は×○から、魚介類は▽○から、調味料は○×産業につてがあるので調達します」などと張り切りだしました。Cさんはかつてはつてがあったのですが、今はあまりなく、材料の集まり具合はイマイチです。

Aさんはフランスに行き、○▽パスタと似たようなメニューをフランス料理に発見。新境地を開きます。

Bさん、CさんにTV出演の話が。Aさんは有資格者なので出場資格はありません。
Cさんは○▽パスタを紹介するなら二人共同で、そうでなければそれぞれ別のメニューで、と念を押しました。Cさんは自分が発見した○▽パスタを紹介するつもりで。

出演者は全部で10人。それぞれ全く違うパスタでした。Bさん、Cさんを除き。そう、Bさんも○▽パスタを出品したのです。美しい盛り付け、選び抜いた材料で。大雑把な盛り付けと乏しい材料でしたが、スパイスだけは効いていたCさんのは見劣りがしました。

Bさんはイタリア料理でこんなメニューを私は知っている、とばかりに得意げで、カタコトのイタリア語で嬉々として各国の料理評論家に説明します。Cさんのところにも評論家はきましたが、○▽ってどういう意味?などと聞かれるだけでした。

大御所、Aさん、Cさんは、Bさんの無神経さに呆れました。

さて、Cさんは私。大御所、Aさんが理解してくれるので、不快も大幅減。

今日、打ち合わせで集まりましたが、持ち寄ったお茶菓子はAさんは草団子、Bさんは小型マカロン、Cさんは大判マカロン、とまた、被ってしまいました。(これは実話です)

やはり、今後、顔を合わせないほうが身のためです。そしてCさんはもっと盛り付けを学び、材料の調達をしっかりせねば。
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この秋で大学院博士課程を満期退学。
もう院生ではないので
博論終わったらブログ引っ越します。

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