マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

隣の芝生

NHKの2003年のドラマでブルーもしくはブルーというのがありました。まだ番組情報が残っているのですね。

先日書いた「スライディング・ドア」とは違い、同じ人物の人格が分離して、結果として同じ人物がふたり存在するというファンタジーです。

「蒼子」という女性は東京のマンションに住むリッチな専業主婦で、夫婦それぞれに恋人がいる、という冷えた夫婦関係。蒼子が恋人と博多に行くと、自分とそっくりな女性と出会います。苗字が違うだけで名前は同じ。苗字は自分が「選ばなかった」恋人の苗字と気づきます。派手な服装の蒼子と違い、「そっくりさん」の服装はかなり地味。

結婚直前、現在の夫である広告会社勤務の男性と、OL時代の行きつけのお寿司屋の板前さんのどちらを取るかで悩んだとき、「人格が分離」。

お互いに相手のことに気づいた時、東京の蒼子が短期間の「入れ替わり」を提案。「隣の芝生」は青く見えて、最初、蒼子は博多の割烹を、跡取りで料理人の夫と姑と3人で生き生きと切り盛りし、夫の愛情に包まれたもう一人の「蒼子」の生活をうらやましく感じます。一方「もう一人の蒼子」は都会のマンションで、ふんだんな自由な時間とお金を使える生活にめまいがするほどになります。

ところが、時間が経つにつれ、東京の蒼子は店に縛られた生活と、酒を飲むと暴力をふるう夫が疎ましくなるのです。博多の蒼子はお金と暇があっても、愛情のない、心が満たされない生活は無意味だと感じます。

ここで、入れ替わりが終了して、自分の幸せを認識、では終わりません。元に戻りたいと思ったのは東京の蒼子で、博多の蒼子は、東京の蒼子の若い恋人との関係に目覚め、このまま入れ替わらず過ごしたいと言い出すのです。

ここから「ふたり」のバトルが始まるのですが、「雨降って地、固まる」で結局はふたりとも元のさやに戻り、夫との関係性を改善しながら新しい生活を始める、というところで終わっています。

「ないものねだりはダメよ」という教訓めいた話を私は最近書いていますよね。結局は、相田みつをさんの「幸せは自分の心が決める」ということでしょうか。





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テーマ:生きること - ジャンル:心と身体

*** COMMENT ***

なつかしー

ブルーもしくはブルー、なつかしー。
よくストーリーここまで正確に覚えていましたね。
稲森いずみが主役で入れ替わりで、地味な方の夫がDV、というのは覚えてたけど。
サイト見たらベッキーも出てたのか。
NHK,あの時間帯、結構いいのやってたよね。
ロッカーのハナコさんも、あの時間帯じゃなかったっけ。
あと、女神の恋(松本明子、佐々木蔵之助)も好きだった。

Re: なつかしー

そうそう、ともさかりえの「ロッカーの花子さん」。ありましたねえ。あの20分のドラマ、時間帯も内容もよかったのよね。

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この秋で大学院博士課程を満期退学。
もう院生ではないので
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