マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

コーヒー工場直送、ブルンジのコーヒー

うちの近所の生協は時々、アフリカ・ブルンジのコーヒー豆の賞味期限がぎりぎりになると、100円引きになります。ブルンジと言えば、1993年ころからのフツ族、ツチ族の内戦で知られています。映画「ホテル・ルワンダ」「ルワンダの涙」などで、国名としてはルワンダの方が有名ですね。

その頃、ケニアに滞在していた両親の元を初めて訪れた時、まだ内戦前の1992年でした。6月から1カ月の予定で滞在していました。私の帰国直前に、父の短期出張に母がついて行きました。両親がブルンジから帰ってきたとき、香りのよい大きな豆のブルンジ・コーヒーがお土産でした。包装の問題もあったのでしょうが、これまでに嗅いだこともないようないい香りがシューシュー、袋から出ていました。ブルンジでコーヒー工場を仕事で訪れた時、いただいたものだとのことでした。コーヒー工場直送だったわけです。帰国を控えていた私は、帰ったらコーヒー好きの伯父にすぐに送ってほしいと母に頼まれました。

伯父一家は60年代80年代にかけて香港、ロンドン、サンフランシスコ、LA,NYと転勤し、その頃は東京に落ち着いていました。外国育ちのいとこたちが子ども心にうらやましかったものです。香港の自宅には1週間ほど滞在させていただいたことがあります。帰国した次の日に伯父にコーヒーを送ると、「今までで一番香りのよいコーヒーだった」と大絶賛でした。伯父は2年前に他界しましたが、いまでも思い出す出来事です。

日本では中南米の酸味の強いコーヒーが好まれ、酸味の少ないアフリカ産のコーヒーはドイツで人気があると聞いたことがあります。実際、ケニアのコーヒーは今でこそ、たいていのコーヒー豆のお店には置いてありますが、職場に持っていくと不評でした。ついつい毎回買っておいておいたらとうとう「また買ってきたの?」と男性職員に言われてしまいました。タンザニアのコーヒーもケニアとそうは変わりませんでした。

キリマンジャロ登山をした時、売店で「本場のキリマンジャロコーヒーを買おう」と思って探しましたが、カラフルな動物のカンに入った豆のコーヒーが1種類だけでした。日本だったら「本場!」と大々的にさまざまな種類を売っているところでしょうが。

生協のコーヒーは「カフェ・パウリスタwww.paulista.co.jp/history.html」という会社のもので、創業明治37年ということです。賞味期限が今日ということで香りはあの時の香りを思い出すものではありませんが、この国の平和を願ってこれから飲みたいと思います。

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テーマ:アフリカ - ジャンル:海外情報

*** COMMENT ***

今、呑みながら。

はじめまして、とらいふる様。

私、本日、東京の知人からカフェーパウリスタ「ブルンジ」をいただき、呑みながら書いています。

その知人からは毎年、いただくのですが、
今年は特別おいしく感じ、その理由を探ろうと検索して、ここを読まさせていただきました。

私は普段はフレンチ・コーヒーをかなり濃いままで呑んでいます。
そのためか、確かにコーヒーの酸味はやや苦手です。
とらいふる様の文章を読んで、納得~。

また、旅行や家庭にまつわるお話、楽しく読まさせていただきました。
ありがとうございます。

ブルンジ・コーヒー

はじめまして。コメントありがとうございます。

私はどちらかというと、薄からず、濃からずのコーヒーを好んで飲んでいます。酸味のあるなしはあまり気にしていません。よくお店で「これは酸味がありますので」というのは「おいしいですよ」という雰囲気で言われるような気がします。個人的には香りがよければ、と思っています。


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この秋で大学院博士課程を満期退学。
もう院生ではないので
博論終わったらブログ引っ越します。

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