マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

お節料理

お節料理のいちばんの思い出は、確か高校2年生の年末。母は毎年、お煮しめから昆布巻き、黒豆、栗きんとんに至るまですべて手作りしていました。さらに、我が家では夕食を普通に食べてから夜9時ころに年越しそばを食べる習慣があったので、大変だったと思います。その年末、なんと母は昆布巻きの昆布と身欠きにしんの下ごしらえをしたところで、ぎっくり腰になってしまいました。動けなくなり寝ていた母の部屋と台所を往復し、作り方を聞きながら昆布巻きを作ったのが忘れられません。

しかし、あれから長い年月が。会社員時代は年末年始出勤の時や、28日まで出勤のこともあり、大掃除をするのが精いっぱいで、あまりお節料理づくりを手伝うことができませんでした。転職し一人暮らしを始めてからは年末年始の休みが増えたので海外で過ごすことが多くなり、お節料理を作る機会そのものがほとんどなくなりました。結婚してから欠かさずつくるようになりましたが、参考にしているのは「いのちのスープ」で有名な辰巳芳子さんの伝統的なレシピです。だしをしっかり取るのはもちろん基本ですが、「○○の煮汁で△△を煮る」というのが気に入っています。手間はかかりますが、お煮しめを一緒くたではなく、一つ一つ別々に丁寧につくるのにも感じ入っています。

それなりの味になっているつもりですが、やはり育った時の味覚はそれぞれ違い、夫は甘辛い濃い味が好きですが、私はだしのきいた淡白な味が好きです。子どものころに腎臓病で入院し、塩分のない病院食を食べたこともあり、完治してからも本能的に塩分の摂りすぎは避けているということもあります。今日、夫の実家に行き、お煮しめのサトイモを食べて思わず「みたらしだんご?」と思ってしまいました。夫はデザートの習慣がなく、夕食後は果物は食べますが、お菓子は一切食べません。道理で、糖分をおかずでたっぷり摂っているわけです。友人の旦那さんが「今日のデザートは何?」毎日聞くという話を聞いて、世の中はいろいろな人がいて成り立っているものだ、とつくづく思いました。

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テーマ:うちのごはん - ジャンル:結婚・家庭生活

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この秋で大学院博士課程を満期退学。
もう院生ではないので
博論終わったらブログ引っ越します。

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