マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

アフリカの探偵小説

ジンバブエ育ちで、ボツワナの大学で教え、現在スコットランドに住んでいるスコットランド人の作家、法医学の教授のAlexander McCall Smithの探偵小説を久しぶりに読んでいます。「No.1レディーズ探偵社、本日開業―ミス・ラモツエの事件簿〈1〉」から日本語訳がシリーズで出ています。

舞台はボツワナで、「サバンナのミス・マープル」というキャッチコピーがついています。最初、日本語版の文庫で読み、続編はまだでていなかった時に、イギリスの本屋さんで何冊か買って読んでいました。

父の死後、私立探偵事務所を開業した34歳のいわゆるバツイチ女性が2作目の「キリンの涙」で自動車修理工場を経営するマテコニさんと結婚、という個人的な話も進みながら、近所の失踪人、浮気問題、などを解決していくという話です。有能な女性の助手、マクチさんも活躍します。

忙しくて、まだ読んでいないシリーズもあるのですが、最近、近所の市立図書館で最新作の英語版を見つけ、読み終わりました。(国際的な市なのですね)Tea Time for the Traditionally Builtという題です。主人公のラモツエさんは太めなのですが、「太めの女性」と紹介されるとTraditionally builtとしばしば訂正する場面があります。「がっしりした」とか訳されているのでしょうか?

このシリーズではラモツエさんは2人の男の子の養子を迎え、マテコニさんと一緒に育てています。今回のなぞ解きは負け続けるフットボールチームのオーナーから、「負け続ける原因を探ってほしい。チームの中に裏切り者がいるのではないか?」という依頼を受けます。結果としてフットボールの大ファンの息子のおかげでなぞが解けます。

日常の楽しみは助手のマクチさんと一緒に飲むルイボスティー。本の中ではブッシュ・ティーとなっています。ルイボス・ティーは南アフリカ産としてよく知られていますが、赤い色が特徴的で、酸っぱいような酸っぱくないような独特な風味がありますね。夏バテにきくそうで、私は夏に時々飲んでいます。ラモツエさんは仕事で依頼人や関係者に話を聞くときはプレジデント・ホテルでおしゃれにお茶を飲み、事件が解決するとマクチさんと豪華なランチを楽しみます。

アカシアの木かげで、とか、パウパウ(パパイア)などという言葉がでてきて、私の心の中にいつもある景色が浮かんでくるのも楽しいところです。
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Author:とらいふる
長~い職務経験をへて、現在、大学院博士課程に在籍中 (教育学)。

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