マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

シネマアフリカ2010

昨日はゼミの前に東京国立近代美術館フィルムセンターで開催されているシネマアフリカ2010に行ってきました。25日までやっています。毎日のようにアフリカ各地の違う映画が上映されています。見たい映画を選んだというよりは昨日しか行かれなったということもあります。

昨日はジンバブエの「アパートに住む魚」と南アフリカの「マックスとモナ」でした。「アパートに住む魚」は13分の短編で、仕事から帰った長距離トラックドライバーが帰宅して妻の浮気現場に遭遇し、二人に呪いをかける、という話でした。開演後3分くらいすぎてしまったのですが、あらすじをチェックしていたのでついていけました。

「マックスとモナ」は1時間40分くらいでした。南アフリカの田舎に住むマックス(黒人)はmourner(お葬式の時に周囲の人を泣かせる、「泣き男」と訳されていました)としての才能を祖父から受け継いでいると言われています。父は(witch doctorと呼ばれる)呪術医ですが、マックスは村人から嘱望され、大学の学費をカンパしてもらい、医学部進学のため大都会に旅立ちます。ケニアではそうした助け合いのカンパのことをハランベーと呼んでいました。

大学の手続きが間に合わず、大学寮に入れなかったマックスは非常時だけ頼るように、と言われた叔父に泊めてもらおうと訪ねたことから巻き起こる騒動が映画の全編です。ちなみにモナは大都会に住む親せきの女性への結婚祝いとして届けるように頼まれたヤギです。

21日の日曜日にもこの映画は上映されるので、あらすじはここまでにしておきます。

最初は前置きからして悲劇なのかと思いましたが、コメディでした。最後の最後でコメディとわかったと申しましょうか。荒唐無稽と言えば荒唐無稽でしたが、ロードムービー風でもあり、久々に楽しめた映画と言えます。

母親が間違えて「聖なるヤギ」を持たせてしまい、「食用」のヤギではなかったことがわかり、このヤギ「モナ」が殺されてたたりがあるという話なのかなという含みがありました。

いずれにしても呪術、魔術、聖なるヤギ、神秘的なアフリカ文化の香り満載です。2003年の映画ということで、叔父さんの友人にも白人がいたり、大学では白人の事務員さんがいたりと、アパルトヘイト後の映画であることが実感できます。
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テーマ:アフリカ - ジャンル:海外情報

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この秋で大学院博士課程を満期退学。
もう院生ではないので
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