マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

ケニアの韓国人(1)

「パリのアメリカ人」とかEnglishman in New Yorkなど、映画や歌の題名にありますね。このところ韓国ドラマをはじめ韓国にはまっているので、ふと思い出して書いてみます。以前書きましたようにナイロビにはスーパーマーケットやショッピングセンターがあります。スーパーの片隅では水の入った小さいバケツに入った豆腐を売っていました。その豆腐を作って納入しているのはナイロビ郊外の畑つき一軒家に住むミセス・リー。ケニア人を雇って畑に白菜を植え、もちろんキムチを作っています。そのほか、韓国米の注文を受け、10キロ以上頼むと家まで届けてくれます。毎週火曜日にモンバサから来る魚から作ったさつま揚げも販売しており、在留邦人に大好評です。がんもどきや油揚げなどもあったと思います。

ショッピングセンターを歩いていると時々「営業中」のミセス・リーに会うことも多かったのです。私の母は日常会話程度の英語はOK。ミセス・リーは英語はあまり話せませんでしたが、母と彼女はちゃんと会話が弾んでいました。よくよく聞いてみると、「さつま揚げ、さつま揚げ、さつま揚げ」と言っているだけだったり。その豆腐ですが、中国人、韓国人、日本人や、健康志向のヨーロッパ人が買うくらいなので、そんなには売れません。それで日持ちを良くするため、「豆腐」といえどもスポンジのよう、というか華道で使う「オアシス」を柔らかくした感じのものでした。

私が電話でお米の注文をしたこともありましたが、ある日、届けてくれた人はミセス・リーご本人でした。10キロのお米を自ら配達していたのです。ケニアではお米はウガンダ米か、カリフォルニア米。ウガンダ米は小石などが混じっていることが多く、カリフォルニア米は高かったのです。カリフォルニア米より安く、品質もよい韓国米をしかも届けてもらえるのはありがたいことでした。

ミセス・リーのお宅まで、キムチを買いに行ったこともあります。白菜畑でケニア人が作業しており、ご主人も外によく出ていました。やりとりは英語でしていたのですが、ある時思いついて帰り際に「カムサハムニダ!」と言ってみました。そうすると、ご主人の大きな体はぐらりと前後に揺れ、びっくりした顔になり、それからにこにこ顔で手を振ってくれました。どうやら、私の韓国語の発音はよかったようです。


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この秋で大学院博士課程を満期退学。
もう院生ではないので
博論終わったらブログ引っ越します。

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