マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

ボランティアと紙細工

数年前、研修の一環でボランティアを4日ほどして報告書を出す、ということがありました。上司は「国際交流協会の通訳ボランティアでもやったら?」と提案しましたが、私は普段やる機会のないボランティアをやってみたいと思いました。しかも、「渾身のレポート」が出せそうなハードなやつです。私が選んだのは「病院ボランティア」です。大きな病院なのでボランティア組織がいくつかあり、大まかに分けて、医療経験のある「元看護師のボランティア団体」と経験のない「主婦のボランティア」に分かれているということで、「主婦ボランティア」の中に混ぜてもらうということで参加しました。午前中で終了し、お昼を食堂でいただくことになっていました。

初日は病院食に添える「励ましのカード」作成。名刺サイズより一回り大きいカードに、「クラフト・パンチ」という、パンチするとお花や動物などが切り絵のように切り取れるものを使ってお花をパンチし、それをカードに糊づけしてから、メッセージを書くと言うものでした。子どものころから手芸的なことは好きで、学生の頃は編み物をやってりしていましたが、社会に出てからずっと時間がなく、遠ざかっていました。お花を何枚かパンチして重ねて貼るという単純作業でしたが、楽しい!その日は「楽勝~」と思いつつ病院をあとにしました。

次の日からは重労働。食事を病室に持っていく「配膳」、お年寄りにスプーンで病院食を食べさせてあげる「食事介護」。「診察案内」はロビーに立っていて、受付票の書き方などを教えたり、血液検査の案内をしたりするものです。極め付きは「入浴介助」で、職員(女性)1人の助手として、入浴の介助をするのですが、お年寄りの男性を二人がかりで浴槽に入れ、洗ってあげるというもので、浴槽には排せつ物が浮かび、精神的にも大変でした。

配膳係は数時間で足はパンパン。食事介護は忍耐力が必要でした。入浴介助は真夏にはさらに辛いものでした。

全くの無給でしたが、昼食券をいただけました。一緒にやっていたボランティアの主婦の方は2年以上続けているということで、まったくの無給で定期的にやっていらっしゃるということに頭が下がりました。

看護師さんたちからは「主婦の道楽、自己満足」、「好きでやっている」というどちらかというと冷ややかな視線を感じ、「ご苦労様でした。」という声には「スーパーのレジでもやっておかね稼いだ方がいいんじゃない?」という含みが感じられました。職種によってはボランティアには頼らず、職員を雇った方がよいのではと感じました。

私としては良い経験になったと思います。その後、クラフトパンチの道具をいくつか買い、しおりを作ったりして楽しんでいます。

義理の叔母がやっているペーパー・クイリングも面白そうですが、しばらくはおあずけにして、本業に精を出したいと思います。
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テーマ:ボランティア活動 - ジャンル:福祉・ボランティア

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とらいふる

Author:とらいふる
長~い職務経験をへて、現在、大学院博士課程に在籍中 (教育学)。

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