マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

スプーンとスープの関係

ケニアは1963年にイギリスから独立した国なので、いわゆるBritish colonyだった国です。だから英語もクイーンズ・イングリッシュ?と思ってしまうとかなり違うのです。エリート層でイギリスの大学に留学していた人ならともかく、一般庶民の英語はケニアン・イングリッシュ。スワヒリ語なまりです。

ある時、ローカルなレストランと言うか、食堂に入りました。当時、一食100円程度のお店です。外国人は私たちしかいません。カランガ(野菜と肉の煮込み)とかイリオ(豆料理)などローカルなメニューが並んでいます。カトラリーはフォークしかこなかったので、スプーンを頼みました。「ニペ スプーン」(スプーンください)とスワヒリ語で頼んだのが裏目に出たようです。

さて、出てきたものは?「スープ」です。野菜のクリア・スープが出てきました。そんなに量が多くなかったので、取り消すことはしませんでした。当然、スプーンもついてきたはずです。

そう、以前、スペイン人は長母音と短母音の区別をしない、と書きましたが、ケニア人も同様。スープのことは「スプ」と言うのです。ですから「スプーン」というと後半は耳に入らなかったようです。

私はケニアの音楽リンガラが好きで、当時は年中ラジオで流れていたので、家にいるときはよくラジオをかけていました。いつも音楽ばかりではなく、他の番組もやっています。なぜか、英語の番組では、小学校の先生の研修のための番組をよくやっていました。その時よく耳にするのは「テッチャ」という言葉。そう、先生の「ティーチャー」のことなのです。

スワヒリ語の発音は日本語の発音と変わりません。覚えているのは「クブワ」(大きい)という単語のアクセントの位置を直されたことくらいです。単純なコミュニケーションでは誤解はなかったのですが、唯一の例外的エピソードです。
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この秋で大学院博士課程を満期退学。
もう院生ではないので
博論終わったらブログ引っ越します。

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