マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

「ティラミス」とケニア人の言語感覚

今日は、往復5時間かけての授業はお休みなので、車を修理に出している間、久しぶりに自転車で近所を走り回りました。実家を出てから常にgrocery shoppingは車でしていたので、野菜や牛乳などを「ママチャリ」にのせて、というのはある意味新鮮です。しかも、うちの近所は車道と人・自転車用の緑道と分かれているので、自転車でも走りやすいし、並木道の木々も緑真っ盛りなので快適です。家の近所にはマクロビ・自然食のスーパーがあるし、1キロ以内にほとんどなんでもそろっているので、車は2キロ以上離れたところしか乗らないことにしようか、一瞬思いましたが、車が戻ってきたらまた自転車にはご無沙汰しそうです。

車の時は通りすぎている小さなイタリアン・レストランがふと目に入るとかなり盛況です。夫婦とアメリカで料理を学んだ息子さんの3人家族でやっているとのことでした。昔はフレンチだったのですが。入ってみると、中高年のカップルと女性客のグループでひしめいていました。フルタイムの仕事を辞めてから、平日の日中に普段着の男性が結構いるのに驚きます。値段がやや高めで、狭く、大人っぽい雰囲気なので子ども連れが入らないということもあるでしょう。高いといってもランチはコーヒーとデザート付で1200円なのでお手頃です。デザートはベークド・チーズケーキでした。

イタリアンと言えば、ナイロビの高級ホテルを思い出します。セレナ・ホテルという内装が素敵なホテルで昼食をとったあと、レジの付近でケーキを眺めているとケニア人男性の店員さんに声をかけられました。「『ティラミス』って語尾がUで終わるから日本語なんですよね?」

驚いた点は2つ。
1.ホテルでケーキを売っているお兄さんが、言語学者顔負け(?)の質問をしてきたこと。
2.日本語の語尾がUで終わることを知っていて、私が日本人であると推定して質問してきたこと。

私は「ティラミス」はイタリアのデザートで、Cheer upするという意味のイタリア語だと説明しました。お兄さんは「へ~、そうなんだ」という感じでした。

その後、ナイロビで売っている新聞の漫画で日本人の英語が揶揄されているのを見ました。
I can speak-u English-u!などとUで語尾が終わることが強調されていました。

ちなみに、日本語と発音が似ているスワヒリ語の語尾はiで終わるので、たとえばT-shirtは日本語で「Tシャツ」ですが、スワヒリ語だと「Tシャティ」になります。銀行のbankがなぜかbenkiなのは不思議でした。英語、スワヒリ語、部族語と3ヶ国語を話すケニア人は、言語感覚が研ぎ澄まされているのでしょうか。

「ティラミス」と言えば、かつて「ポスト・ティラミス」と呼ばれたクリーム・ブリュレはポール・ボキューズが80年代に原型を作ったとか。先日、新国立美術館の「ルーシー・リー展(陶芸)」の券があったので、鑑賞がてら学部時代の友人と「ブラッスリー・ポール・ボキューズ ミュゼ」でランチをしました。12時前なのに、70食限定のお得なランチは売り切れでした。クリーム・ブリュレは絶品でしたが、私にとってはティラミスの方がいろいろなエピソードがあります。




スポンサーサイト

テーマ:語学の勉強 - ジャンル:学問・文化・芸術

*** COMMENT ***

NO TITLE

少し前の記事へのコメントですみません。
-uと日本人が発音してしまうのは、音節の問題でしょうか。

私の妹夫婦が西海岸に駐在していた時、英語があまり得意でない妹が、「なぜかWの発音が通じない」と悩んでいて、?と思ってよく聞いたら、Westwoodという地名を言っても通じないんだそうで、それで、Wの発音は何か特殊で、日本人には難しいらしいと説明してくれたのです。
私はそれは、発音じゃなくて、音節の問題なんじゃないの、ウストウッと発音しちゃってるんじゃないの?と言ったのですが、当時英語圏に住んでいなかった私を彼女は信用せず、いんや、発音が難しいんだ、と意見を曲げようとはしませんでした。
私は、発音より、リズムや正しい音節の方が「通じる英語」には重要だと思っているんですが、、、
ひょっとしたら、英語教育を専門にされている(?)とらいふるさんには何かヒントをもらえるかなと思いました。

そうだ、ブログをリンクさせて頂いても宜しいでしょうか?何度も行き来をしておきながら、うっかりしておりました。。。

英語の音節・日本語の拍

そうですね。おっしゃる通りです。やはり「拍」数ですね。日本語教育は専門ではありませんが、少しかじりました。たとえば、日本語だと「ウエストウッド」は7拍ですが、英語だと2拍と数えます。手拍子でやるとリズムがつかめます。ジョン万次郎式に「ウォーター」を「ワラ」と言うと通じるということでしょうか。

昨年、韓国語をかじった時に先生が言っていたのは、ありがとうの「カムサハムニダ」では通じない、「カムサムニダ」で通じるそうです。それぞれ7拍、3拍になります。

リンクの件、光栄です。私もTerrieさんのブログをリンクさせてください。
よろしくお願いします。

コメントの投稿

管理人にだけ読んでもらう

最新トラックバック
プロフィール

とらいふる

Author:とらいふる
この秋で大学院博士課程を満期退学。
もう院生ではないので
博論終わったらブログ引っ越します。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
フリーエリア

free counters