マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

「マンデラの名もなき看守」

午前中、8時から1時間くらいは余裕があればスカパーでCNNかBBCを見ることにしていますが、昨日はたまたま、ほかのチャンネルを回していました。映画チャンネルで「マンデラの名もなき看守」が始まって10分くらいたってしまっていたので、ほかの日に録画できるかどうかチェックしたところ、夫がヒストリー・チャンネルで録画している「唐招提寺」とぶつかっていたことがわかり、朝から映画を見てしまいました。本当は仕事の最終チェックと発表原稿を仕上げなければならなかったのですが。

ネルソン・マンデラさんはもちろん、アパルトヘイトの時代に27年間投獄され、その後南アフリカの大統領になった人です。この映画はマンデラさんとその看守(白人)の交流を描いた映画です。マンデラさんが看守に「これからの若者は大学教育を受けることが大切だ」と勧め、看守は息子を大学へ進学させます。看守が「我が家で初めての学士様だ」と喜びます。ところがその息子が事故で亡くなり、うちひしがれた看守をマンデラさんが慰める場面が涙を誘います。

看守は「黒人びいき」とされ、脅迫や嫌がらせを受けますが、めげません。黒人が差別されている時代に白人が黒人を保護すると迫害されるという状況は他のアパルトヘイト関連や、アメリカの公民権運動関係の映画でもよく見られます。アパルトヘイト時代の黒人運動家と白人新聞記者の交流を描く「遠い夜明け」、公民権運動全盛期のアメリカ南部で黒人家政婦と雇い主の白人主婦の交流を描いた「ロング・ウォーク・ホーム」などがありますね。

看守と囚人をテーマにした映画もいくつかありますが、囚人が看守をインスパイアする映画というのは少ないと思います。つくづく、マンデラさんは偉大な人だったのだと感じる映画です。

奥さんとの対面もドア越しで、21年ぶりに直接対面する場面も泣かせます。ただ、その時の奥さんとはその後離婚されたのが記憶にあります。ちょっと複雑です。

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この秋で大学院博士課程を満期退学。
もう院生ではないので
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