FC2ブログ

マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

イニョプとセーラ:韓国時代劇の「小公女」

ようやく風邪も少しはましになってきました。今頃、ですが韓国時代劇「イニョプの道」を見ています。

両班の中でもとりわけ位の高い家のお嬢様が一夜にして奴婢にされ下女に、というお話です。父親が謀反の濡れ衣で、幼馴染との結婚式の最中にそのことがわかり、というものすごい悲劇です。これでもか、というくらい、かつての親しい友人(妹分的な)からは、その家の下女にされた挙句、婚約者は取られる、鞭で打たれる、など、ひどい仕打ちをされ。同僚となってしまった下女の中には恨みを持っている人がいて、集中攻撃されたり。

いろいろ複雑な筋があるのですが、最終的には身分を回復し、ひどい仕打ちをしたかつての友人の身分が奴婢になる、というような流れのようです。

これって、幼い頃、読んだような。そう、バーネット作の「小公女」A Little Princess、とプロットが似ている。

インドでビジネス展開しているイギリス人の父とインドで暮らしているセーラがイギリスの寄宿舎の学校に入り、お嬢様生活をするのですが、お父さんは事故死、事業は失敗、共同経営者は生死もわからず。子ども心にも怖かった「ミンチン先生」がセーラお嬢様を使用人として屋根裏部屋に住まわせるのです。その後、共同経営者がセーラを探していて、事業は実は成功していて、父は莫大な財産を残していたことがわかるのです。ミンチン先生は学院の使用人になっていたような気がします。

共通点としてはイニョプもセーラもお母さんを早くになくしています。そしてセーラは11歳のお誕生日会の最中にお父さんの不幸がわかるのです。大人版だと結婚式。貧しい境遇になってもしっかりと生きていくところも。

幼い頃も不思議だと思ったことがありました。その時代は珍しくなかったのでしょうが、11歳のセーラを使用人にするって、これって児童労働。周りの大人はどうしていたのでしょうか。

それにしても、女性の場合は身分が低くなるとセクハラと暴力にさらされるのですね。逆に男性はどうなのかというとすべてそうだとはいえませんが、こんな例が。

イニョプが仕えていた「元友人」の兄は下女の恋人がいましたが、政略結婚をせざるを得ず、勉強が得意ではないのに科挙の勉強等をしなければなりませんでした。絵が得意で「両班でなければ画家になれたのに」とぼやいたりもしていました。この時代の人は身分が高くても職業は選べなかったのですね。この男性は奴婢の身分に落ちたことで、同じ身分の恋人と結婚でき、好きなことで生計を立てられるようになるのです。

やはり女性は、子どもも大人も、この手のドラマが好きなのですね。ちょっとつらい話もあるけど。

スポンサーサイト

テーマ:韓国ドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

*** COMMENT ***

コメントの投稿

管理人にだけ読んでもらう

最新トラックバック
プロフィール

とらいふる

Author:とらいふる
この秋で大学院博士課程を満期退学。
もう院生ではないので
博論終わったらブログ引っ越します。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア

ハワイ語辞書"

フリーエリア

free counters