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マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

「文化伝達の社会学」

オリンピックのフィギュア・スケート、盛り上がっています。先日書いた、カッチーニのアヴェ・マリア、ウズベキスタンの選手が使っていましたね。

ところで、世界思想社が出している「文化発達の社会学」というのを資料として読んでいたところ、第6章、高橋一郎さん執筆の「家庭と階級分化―『中流文化』としてのピアノをめぐって―」というのが興味深かったです。

その中で作曲家の団伊玖磨さんの指摘を引用し、ピアノはもともとヨーロッパの30畳くらいの上流階級のサロンで演奏されるもので、日本の団地のような狭いところで、上下に人が住んでいるところに置くようなものではない、と紹介されていました。団地でのピアノ殺人、40年以上前の事件、「庶民」がピアノを持っていることからの悲劇、と言えそうです。

分不相応、と聞くとちょっと悲しいですが、やはり、超えられないもの、自分の力ではどうにもならないこと、というのはあるのですね。

明日、祖父母の家だったところで生まれ育ち、現在も同じ家に住んでいる従妹と会う予定です。私はいちおう、その家の近くの病院で生まれたので、出生地、ではあります。生まれてから数か月は私もその家で過ごしていたのですが。高級住宅地とされている場所です。

1人暮らしの時も含め、都心からはるか遠い、ボロ屋の借家住まいも長かったので、ため息がでてしまいますね。
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テーマ:読書メモ - ジャンル:学問・文化・芸術

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この秋で大学院博士課程を満期退学。
もう院生ではないので
博論終わったらブログ引っ越します。

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