マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

Colors of Africa, Colors of Japan

「花の色はうつりにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに」と小野小町が詠みました。日本で「花」と言えば桜のことですね。結婚記念に市役所からいただいた我が家の梅は今、満開です。現在は大きい鉢植えにしていますが、地植えにする日を楽しみにしています。桜にしても、梅にしても実に淡い色です。

ケニアに2カ月滞在して帰国した時、赤、黄色、ショッキング・ピンク、オレンジ、紫、青、など鮮やかな花の色を見慣れてしまった眼には日本の花々は「色がない」と感じました。非国民と呼ばれるかもしれません。アフリカ諸国や、北米などには桜と似たような花として「ジャカランダ」という薄紫色の花をつける木があります。ケニアの場合は、9月から12月頃までという長い期間、濃いラベンダー色の花が満開です。桜と違うのは咲いている期間が長いこと、色が濃いこと、一斉にバラバラと散ったりしないことが挙げられます。美しい花々を存分に楽しめます。

カレン・ブリクセンはデンマークに帰国してから「アフリカの色」を懐かしむのですが、土の色や、自然の色が多かったようです。私にとっては自然の色はジャカランダやブーテンビリアの花の色、木々の緑だったりします。または、マサイ族がまとう、赤いチェックだったりします。街の色としてはムパタの絵のような、街角にあふれるポップなイラストだったり、窓が金色に輝く高層ビルだったり、サファリ・ロッジの鮮やかな壁の色、ペパーミント・グリーンだったり、オレンジや茶色だったり、小型バス・マタトゥのペインティングだったりします。

日本では、ほんの数日美しく咲く桜をこよなく愛でますが、特に「ジャカランダまつり」的なものはケニアではなかったように思います。明日から3月。街には桜のインテリア、春のファッション、桜の石鹸やボディソープなどの化粧品が出始めました。まだ寒い日も多いですが、日本で暮らしている以上は桜と春の気分を愛でたいと思います。
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Author:とらいふる
長~い職務経験をへて、現在、大学院博士課程に在籍中 (教育学)。

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