マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

ご本人との「事前対面」

インターネットのない時代には国会図書館や、雑誌の宝庫・大宅文庫に行ったりとか、電話かけたりとか、で、資料を探し、辞書もいろいろ取り揃えて、というのが翻訳や論文執筆には必要でした。

通訳の場合も資料はそのような感じで事前準備をしたのでしょうが、本人とは初対面で、「どんな英語を話すか」が予測できずに当日を迎えることがあったのではないでしょうか。ご本人の録音したテープやビデオがあればよいほうで。

今や、youtube等ネット上ではある程度有名な方なら講演などの映像がたくさん出ていますし、メンバー登録が必要なものでは講演が2時間丸々きけるとか、ウェビナーなどではご本人に音声やチャットで質問もできちゃったりしますね。

そして、そうした映像の活用としては、事前に仕事で関わる方がどんな英語を話すのか、事前に聞いておけるのがいいですね。特にネイティブ並みの英語話者でも、英語が母語ではない方の、ちょっと聞きづらい癖に慣れるために事前に聞いておけるのが助かります。

また、ただ聞くだけではなく、その映像や音声を聞きながらシャドウィングすると、その方の英語に慣れますし、口癖やよく使う言葉などが入ってくる感じがします。さらに音声を聞きながらトランスクライブすれば随分勉強になりますよね。

そして、ご本人と話す時間の合間に、「○○のセミナーでこんなことを話されていましたが、△△とはその文脈ではどのような意味ですか?」などと話題にできそうです。





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マレーシアとフランスへお手紙

今日は、午前中は自宅で仕事。何も入らなければ通院と待ち時間の間に趣味の活動に参加(2時間待っている間)する予定でしたが、職場2か所からメール作成依頼が。両方とも英語なわけですが、1通はフランス、もう1通はマレーシア。

フランスへは日本語の趣旨をもらい私が作成したメールを事務担当に送信し、事務担当からフランスへ送ってもらう、というもの。マレーシアは日本語の趣旨をもらい、直接マレーシアの担当者へ送信。

フランスの方は何人かは来日時に面識がありますが、お偉い方の秘書さんたちとは面識がないのです。マレーシアはまるで私が行くように文書を作っていますが、担当者とも会ったことはなく、私が行くわけでも、先方が来るわけでもないのです。

それでも、メールで皆さんをつなぐことは自分の研究活動にも将来的には役立つわけなので。

マレーシアは行ったことさえないので、そのうち行ってみたいです。

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anecdoteと effort は

ちょうど、翻訳の仕事(英日)がほぼ完成しました。が、我が家の翻訳監修者が出張中なので、今回はもう1度読んで「問題の根源」が何か、はっきりわかればよしとします。

anecdote は普通の文章や文学的な文章なら「逸話」、とか「エピソード」と訳せばよいですが、どちらかというと時事英語的なものなので、「短い事件報告」とするのが良いと思います。

そしてeffort は高校生なら「努力」と訳すでしょうが、文脈によっては。「ある問題を阻止するための努力」だとすれば、それは「活動」としたほうがわかりやすい。「活動」って一生懸命、努力してやっているものですからね。

さて、午後はもう一度確認し、あとは自分の論文の手直しに。夜はダンスの練習の振り替えを。いつもだと、夜に振替は難しいので。

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「その余」と「夏までに」

「英語に訳せない日本語」って数多くありますが、先日の翻訳でお目にかかったのが「その余」。例えば、「その余の代理人は甲と乙が...」なんてのを英訳していたのです。甲と乙はAとB。「その余」は調べてみると、はっきりと英訳されていない場合が多く、あるとすれば、「関連した」という意味の訳もありました。まあ、はっきり言えば「飾り」なのですね。「代理人は」だけでも十分なのです。

そして、たまっていた自分がインタビューした録音のテープ起こしを久々にやってみると、時間が経ってしまったということもあるのですが、わかりにくいところが。日本語なら何の問題もないと思われるかもしれませんが、2,3回聞いてもよくわからない場合もしばしばです。また、2回目に聞くと抜けていた部分を発見したり。

どんな場合が聞き取りづらいかと言うと、先日のシンポジウムのテープ起こしだと、普通にしゃべる中にいろいろな情報をちりばめる人。文脈が他人にはわかりづらいユニークな発想。また、年代による使用言語の差。要するに「若者語」と「年配語」です。職業上のジャーゴンなんかもそうですね。意外に、若者語ってテレビで紹介されていたり、若者と接したりしていると何となくわかります。旬の日本語なんですね。

ところが、自分よりちょっと上の世代で、最近あまり使われていない、「死語」化している、しかかっている言葉が盲点だとわかりました。

空耳で「夏までに」。なんでしょうこれは。2度目で、カン違いに気づきました。始めは「夏までに対応しようと思いました。」などと起こしたのですが。春に入学した生徒、夏までに何とか力を付けさせよう、そういうことかなと。あれれ。もしかしたら「マンツーマンで対応しようと思いました。」なのですね。調べてみると「マンツーマン」って英会話学校の宣伝文句などでは最近でも使われていることがわかりました。でも、私的には使用頻度はかつてより減った気がしています。「個別指導」って言ってもらった方が私にはわかりやすかったかも。

インタビューだと自分の声も入っているわけで、それを聞くのはちょっと嫌だったのですが、今回、効用に気づきました。固有名詞が聞き取れないと、アウトですが、私が「そうなんですか。○○はすごいですね。」などと確認しはっきりしゃべっているので、助かったのです。ご本人に確認することもできるのですが、やはりできる限り避けたい。内容についての追加質問ならいいですが。

それにしても、ひとそれぞれ、fillerがたくさん会話には入るので、「無くて七癖」。自分でも気づかないしゃべり上の癖ってありますね。

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"...mutatis mutandis":おうちで翻訳

また翻訳のお仕事です。 ”.Application, mutatis mutandis”法律用語、金融用語などで「準用」と言う意味に使うそうです。「準用」って?広辞苑によると「標準として適用すること」だそうです。アメリカ英語だけどもとはラテン語。

先日、街中のタ○ーズで紙の辞書をどーんと置いて、仕事中の女性を見かけました。さらに、いつもコーヒー豆を買っている小さなお店の1つだけあるテーブルを占領し、(いちおう定員2名程度のコーヒーショップにもなっているのですが)辞書を広げてお仕事中の女性と、その傍らで、他人と思われる、おじいさんがぼーっとコーヒーを飲んでいるのを見かけました。おじいさんが帰ったら、お客さん一人、マスター一人、なので静かに仕事はできそうですが。微妙。

暑いさなか、家で仕事するより、よさそうです。が、今やっているのはパスワードをかけて送付する翻訳なので、外はもちろん、大学でも、はばかられます。

最近、紙の辞書で使うのは会社員時代に会社で使っていて、6,7年前に改訂版を買った、小学館の「日米表現辞典」のみ。あとはすべて電子辞書かネット上の辞書、Weblioや、「日本法令外国語訳データ」などです。

医療系翻訳をやっている従妹がCD-ROMの辞書の素晴らしさを語っていたのは20年くらい前でした。最近会う機会がないけれど、今はどんなふうにやっているのか、聞いてみたいと思います。

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この秋で大学院博士課程を満期退学。
もう院生ではないので
博論終わったらブログ引っ越します。

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