マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

サフラン vs 菊

金曜日は午前中、プロジェクトの打ち合わせ、午後は中国人の後輩とイラン人留学生を博物館に連れて行くことになっていました。

1人だけ連れて行くと、車中でもentertainしなければならないのですが、2人だと勝手にしゃべっていてもらい、自分は運転に集中できるので助かります。

車中の会話で新たな発見がありました。イランではサフランを使った料理がいろいろあるそうですが、私はスペイン料理のパエリアなどのサフラン・ライスくらいしか思いつきませんでした。そうしたら、サフラン茶として、お茶として飲むというのです。菊のお茶もあるから不思議ではないですよね。

そして、話題は菊花茶に。中国の菊花茶は苦いですよね、と私が聞くとなんと、中国人の後輩は、「でも、お砂糖を入れて飲むことが多いんですよね。」というのです。

かつて香港に行くたびに買って飲んでいた菊花茶ですが、日本茶と中国茶には「絶対砂糖は入れない」と思っていました。まあ、日本茶には入れないでしょうけれど。

そして、サフランに話が戻り、「私はドバイでトランジットした時、サフランを買いましたよ。日本では高いんです。」というと、イラン人の彼女は「イランでもそうですよ。」とのことでした。そして、やはり。
「まだ、家の冷凍庫にあると思います。」と私。

というわけで。
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ドバイの免税店で16ディルハムで買ったスペイン、バルセロナ製のサフランです。少なくとも12年は前のもの。オレンジ色の包み紙に値段付きで入っていました。

まあ、香りはなくなっていても、黄色い色がつけばよしとしますか。ターメリックで代用するより、やはり風味が違います。
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ハラール・ミートのお弁当

昨日はゼミが4時から7時半まで。正確に言うと、ドクターのゼミ(2人)が4-6時、マスター4人のゼミに「サクラ」としてわれわれドクターの院生2人で参加するのが6時から7時半です。先生とわれわれはぶっ続けで。

私は今年の研究計画が何とか出せたので、昨日の前半は後輩が提案するプロジェクトと彼女の中間発表報告。後半は日中教育制度比較。

4時に2人で研究室に行くと、スカーフを頭に巻いたムスリムの若い女性がお客さんで、先生と日本語の先生、事務方の女性課長でお茶の最中。その女性はお父さんが昔、留学生で、本人は4月からうちの大学に留学しているイラン人とのことでした。その頃、小学校の高学年を日本で過ごし、その後、イランで育ったということですが日本人と変わらない日本語でした。

ムスリムとしては日本での食事に宗教上、気を使うのは当然のことで、給食は「悩ましい」問題だったようです。当時、彼女のお母さんは給食の献立表の予定が来ると、ブタ肉の出る日のメニューをチェックし、ハラール・ミートで、見た目、似たような食事を作り、持たせてくれたそうです。

帰国してからも弟さんとは日本語で話していたそうで「私、中身は日本人になっちゃってたんですよね。」

最近、たくましい女子学生さんを目にすることが多い中、スカーフを巻いておっとりと、たおやかに話す彼女を見ていて、なんて、おしとやかなお嬢さんなんでしょう!と感嘆してしまいました。

日本語の先生に「とらいふるさん、彼女の面倒を見てあげてくださいね。」と頼まれ、近いうち、博物館に連れて行くことを約束し、ゼミに入りました。


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アラビア・コーヒー茶碗で台湾茶

このところお片付けと家具屋さんめぐりでちょっとお疲れ気味。金曜日は予定を動かしたため、午前中イタリア料理教室、午後は台湾茶道のお稽古となりました。新学期前の息抜きです。

台湾茶道、いつもは公民館ですが、初めて先生のお宅に伺いました。アメリカ郊外「ウィステリア通り」のような家々が立ち並び、広い道路のオシャレな住宅街でした。

まだ、先客の老婦人たちが先生のドバイ旅行の写真のパソコン上映会が終わっておらず、私も30分ほど付き合いました。ゴージャスな街並み、ベリーダンスなどのアラビア・ダンスの写真に目を奪われました。

そのうち、アラビアン・コーヒーのセレモニーの写真があり、茶器は父がアラブ首長国連邦に赴任していた時に持ち帰ったものと似ていて金の模様が入ったものでした。「台湾茶道でも使えます。ちょっと大きいけどね。」と先生。

私も持っています、と伝えると「今度、お茶会の時に持ってきてね。」とのこと。私もほかに適当な中国茶用の茶器は4人分ないので、「これが使えるなあ」と思っていました。

さらに「茶海」という急須のお茶を注ぐ茶道具がないので、若い頃、都内のイタリア料理店開店の時にいただいたピッチャーで代用しようかと考えていました。これは今回、買ったのでOK。茶さじは日本の茶道の茶杓で大丈夫、茶則は昔買ったアイヌの民芸品が使えそう。

アラビア茶器をどのように台湾茶道で活かすか、の写真は後日。

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中東アラブのエキゾチックな世界

私の父は中東に単身赴任していたことがあるので、実家にはエキゾチックな絵画や民芸品などが飾ってありました。今は多少、減らしています。絵画だと黒いブルカで眼だけを出した女性の神秘的なまなざし。「月の砂漠」さながらの黄色っぽい、ベージュ色の世界。カラフルな飾り皿。もちろん、絨毯は廊下に敷いてあります。あとは「アラジンの魔法のランプ」のような金色の金属製ピッチャーなど。金属製ピッチャーの大きいものは私がもらい、ジョーロとして使っています。多少、金属が溶け出ていないか心配ですが。

ケニアへのトランジットではドバイに半日いましたが、パスポートがイミグレーション預かりになり、外に観光に出たこともあります。タクシーで街へ出て、金のマーケットで指輪やアクセサリーを買ったり。小さい船に乗って対岸に渡ったり。女性がほとんど歩いていない中、Tシャツとジーンズという色気のない格好とはいえ、「顔も腕も出している」女性が一人で歩き回るのはちょっと刺激的?ほかの中東の地域に比べては安全なようですが。

女友達と一緒に歩き回ったときは、ちょうどラマダン中。昼間は食事はできないので、街の人はひたすら夜の食事を楽しみに、元気なく働いていました。おいしそうな焼肉のにおいをジュージューさせているレストランでケバブなどをテイクアウトしましたが、申し訳ない感じでした。お客さんはまったくいませんでしたが営業はしているのですね。

ある時はタクシーの運転手のおじさんが、自宅へちょっと立ち寄り、招いてくれて、コーヒーをごちそうになりましたが、今思うとぞっとします。もし、睡眠薬でも盛られていたら?そのおじさんは単純に、外国人観光客に親切な人だったのですね。

観光に出ないときは世界的に有名な、車が当たる宝くじを売っている免税店で、ケニアでの生活用品や日本よりもケニアよりも安く、種類も多いチーズを買って機内に乗り込んだものです。冬物のジャケットなど、いまだに愛用している服などがあります。

仕事が休みの間はジムのベリーダンスに久しぶりに出ていますが、出席者の衣装が派手に、露出度が高くなっていて、ひたすら衣装の品評会にになっているのに驚いています。おへそを出していないのは私を含めて2,3人のみ。昨日、ベリーの先生がある小柄な老婦人の服装を一目見て、思わず吹いていました。黒いすだれのようになっているヒップ・スカートを巻いていたのです。笑いの発作がおさまった先生がひとこと。「うつくしいお相撲さんですね~」

ベリーダンスの、レストランなどでのパーティを兼ねた発表会がハフラと呼ばれています。私は砂漠の中、薄暗いエキゾチックな布のテントの下で、お酒や濃いコーヒーを楽しみながら、ダンスを踊る美女を眺めるパーティを想像します。あるいは、ろうそくの下、シェヘラザードのように、誰かが物語を聞かせてくれたりする、長い夜を。


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とらいふる

Author:とらいふる
長~い職務経験をへて、現在、大学院博士課程に在籍中 (教育学)。

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