マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

解けた中国急須のなぞ

先週、元後輩の中国人の友人がようやく我が家を訪ねてくれました。本当は来日中のお母さんも一緒のはずでしたが、体調不良でキャンセルに。そこで思い出したのが、15年以上前に短期研修で訪れた上海で買った急須に書かれた文字。当時は周りに聞ける人がいませんでした。とりあえず今はあちこちに中国語が分かる知り合いが増えたので、急須をiPadで写しておきましたが、何年も聞くのを忘れていました。
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うちで、急須そのものをゆっくり眺めてもらったところ、判読しがたい字があったりしました。が、ようやく、これは「右から左へ読む」ということがわかり、

明月松間照
清泉石上流

であることがわかりました。あとはネットで検索。唐の時代の詩人、王維の「山居秋瞑」の詩の一部であることが判明しました。
「明月松間に照り、清泉石上に流る」ということで、月が松の間を照らし、清い泉が石の上を流れている、という秋の静かな清々しい様子が詠われています。

日本では高校の漢文で漢詩を習うという話をすると、中国では古典の漢詩はほとんどやらないので、日本人のほうが知っているかも、という話になりました。最も彼女は高校までは韓国語で勉強し、大学で初めて中国語で勉強したということもありますが、漢民族の中国人も同様のようです。

夜、家の者が帰ってきたときにナゾが解けるか、急須を見せたところ、「五言絶句の漢詩でしょ?」とものの3分ほどでナゾが解けてしまいました。この急須はしまいこんであって見せたことがなかったので。

この急須を買った時のことです。上海の豫園の近くのお土産物屋さんのビルに2時間ほど足止めされ、ガイドさんからは「外は危ないのでこの中だけで買い物して下さい」と言われました。中国茶やいろいろなものはすべて高く、15分ほどで飽きてしまったので、ひそかに一人で外へ出て、地元の人が買い物をする通りまででて、100円くらいでお茶を買い、さらに急須が無造作に山積みになっていたところ、これがあり、当時10元か20元くらい(30円くらいでしょうか)大喜びで買って、ほかの人たちのところへ戻ったのです。
観光客用のお土産物屋さんでお茶は2,000円くらい、急須は3,000円から5,000円くらいだったような気がします。

取っ手や注ぎ口は竹を模してあり、「竹里館」でおなじみの詩人の詩が書かれていて、本当に良い買い物をしました。謎が解けた今、中国茶を入れて飲んでいます。



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テーマ:漢文 - ジャンル:学問・文化・芸術

パーティシーズンは中華で

金曜日は7時に家を出て、午前中はみっちり仕事。お昼は昔の同僚とランチ。台湾料理、小龍包と椎茸そばをたのしみました。お茶はハワイ風パンケーキ。夕方、大学に行き、プロジェクト打ち合わせ準備。夜は中国人がやっている中華料理店のお弁当をみんなで食べた後、打ち合わせ。

その後、電車で、夫の職場の駐車場に行き、朝は夫が乗って行った私の車をピックアップ、夫が宴会に出ているホテルまでお出迎え。ロビーでコーヒーを飲んでから運転して帰宅しました。

土曜日は、午前中、草刈り作業を終えた近所の親戚と夫に、ガーデン・テーブルにアイスコーヒーをだし...昼食後、夫が出かけ、私は昔の同僚たちとの 飲み会の前に、会場付近に住む友人とお茶。夜は中華料理店で、ご主人の二胡の演奏付きでした。昨日は夫が私を車で迎えにきました。

この2日で、中華を3回食べ、そのうち2回は本場の方と接しています。旧交を温めたり、メンバーの親睦を図ったり、に中華はうってつけでした。

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世界の献血:中国編

今日も8時半に家を出て、10時頃職場に到着。以前住んでいた場所からだったら、45分くらいで着いたはず。

ほんの少しの勤務なのですが、提出書類があり、仕事が終わるとダッシュで出身学部の大学へ。この年になって大学の成績証明書をもらうことになるとは。郵送で依頼するといろいろ面倒なので、時間はかかるのですが行くことにしました。行くとほんの2,3分で証明書がもらえました。ちょっと寄り道したかったけど、ゼミの時間があるので、すぐに所属大学に引き返しました。

その後、中国人の後輩と合流し、歩いていると、大学内に献血車が。彼女は日本では献血したことはないそうですが、中国ではあるとか。日本では献血が終わるとジュースなどを配っていますよね。中国では献血後は、血を採った後なので、「造血」作用のあるドライフルーツのナツメやレバーの煮つけなどが出されるそうです。

かくいう私は、大学時代に献血をしようとしたら、「顔色が悪いし、か弱そうなので、やめたほうがいいですよ。」と係りの人に言われて、断念。「あの、ジュースとお菓子、いただいちゃったんですけど....」
私は血は濃いほうなので、血そのものは大丈夫だったはずなのですが。

それ以来、機会がなく、献血はしたことがありません。

NHKBSの「地球アゴラ」的な話題でした。



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金木犀の香り

知り合いの方(女性)から仕事の電話で依頼があり、詳細はメールで送ったとのことで開けてみました。
「金木犀の香りが楽しめる候となりました。」というあいさつ文から始まっていました。

確かに、今頃の「季語」ですね。

お花、香り、と麗しい話になるかと思えば、やはり、食べ物飲み物、お酒です。

先日、中国人の後輩に大学で、「いい香りですね。何の花でしょう?」と聞かれ、「金木犀ですよ。そういえば、中国のお酒で金木犀酒、ってありますよね。」という説明をふりましたが、彼女は知りませんでした。中国は広し。

桂花陳酒、といいましたね。若い頃、凝っていた時があり、梅酒のようにロックで飲んでいました。
値段も手ごろで当時は1瓶500円ちょっと。今でも800円を切るようです。黄色いので、ゼリーにしてくずし、ミルクゼリーなどのガーニッシュにするとオシャレ。

白ワインにお花を漬けて作るとか。ネット検索すると「作り方」がヒットしたので、ちょっと驚きました。

比較的育てやすい木のようなので、新しい我が家の庭で植えることを検討したいと思います。

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世界の雑貨③上海・豫園の茶器


長引いた私の風邪もようやく終息を迎え、そろそろ年末の慌ただしさへ向かわねば...

10年ほど前、中国上海まで船上研修しましたが、その時に観光した豫園で購入した茶器。竹で編んだような柄が彫られています。取っ手と注ぎ口はまるで竹。

ガイドさんに、「この中だけで買い物をしてください」と言われた、高いお茶と高い茶器のお店を抜け出し、すぐそばで、まだ観光客用でしょうが、幾分お手頃な茶器と、桁がいくつも違って現地値段のお茶を買い、研修仲間に合流しました。

その3年ほど後に母と訪れたとき、街の地元の商店では、お店の外に茶器が無造作に積み上げられ、10元ほどで売られていました。

それも2つほど買いましたが、やはり、「竹の網目」がお気に入りです。

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とらいふる

Author:とらいふる
長~い職務経験をへて、現在、大学院博士課程に在籍中 (教育学)。

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