マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

ノーベル文学賞!

昨日は出勤時間を早めたので5時半に新聞受の新聞の見出しをみて、「カズオ・イシグロ」の文字が目に飛び込んできました。前日にはケニアの作家グギ・ワ・ジオンゴが予想1位、2位が村上春樹、という情報を読んでいたのでアッ!と驚いたのです。

ナイジェリアの作家チヌア・アチェベの本はケニアで買って持っていますが、グギ・ワ・ジオンゴは読んだことなかったな、と思っていたところでした。確か英語で書くのを随分前にやめた作家だという記憶がありました。調べたところケニアの部族語である「キクユ」語で書いているということでした。もう79歳ということで、最後のチャンスだったかもしれませんね。ケニアとタンザニアの公用語であるスワヒリ語よりも読者が限定されていますが、英語で書かれた本が古典となっているのでしょうね。

カズオ・イシグロは映画化された「日の名残り」と「私を離さないで」の両方、映画で見ていますが、本は読んでいません。日の名残りはアンソニー・ホプキンスが演じる執事とエマ・トンプソンの家政婦、でしたか、静かな映画でしたね。ダウントン・アビーのように賑やかでドロドロした筋もなく。「私を離さないで」の方はiPad上で列車の中で観ましたが、あまり想像したくない内容でした。本は、An Artist of the Floating Worldを古本で入手していますが、まだ読んでいませんでした。

日系英国人ということですが、風貌はどちらかというと渋めのインド系のような、学者さん風です。ミュージシャンだったことがあるのですね。

論文の資料以外の本で、読みたい本がいろいろあるのですが、Floating Worldも候補に入れておきます。



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「タルトタタンの夢」

ずいぶん前になりますが、休日の午後、車でちょっと出かけた帰りに聞いていたラジオで書評ゲーム「食べたくなる本」ビブリオバトルというのをやっていました。

以前にも書いたビブリオバトルがラジオでやっていて、しかもジャンルが「食べたくなる本」ということで、かぶりつきに。近藤史恵さん著の「タルトタタンの夢」と「ヴァン・ショーをあなたに」も両方とも図書館で見つけて読みましたが、そのうちの「タルトタタンの夢」が紹介されていたのです。しかも紹介者はフランス料理のシェフ。

本の魅力もさることながら、タルトタタンの作り方、食べ方、いかにおいしいかが紹介されていて、運転しながら、脳内はタルトタタンでいっぱいになっていたのです。

ドラマ化されたらきっと面白いでしょう。商店街(私のイメージとしては中野区か品川区)の中にある小さいなビストロ。職場からやや離れていて、帰宅途中に寄れる、あるいは自宅に近い、そんな感じのビストロではないかと想像しています。シェフ、料理人、女性ソムリエ、ギャルソン(語り手)の4人が出会う様々なお客さんの悩みにさりげなく寄り添い、さりげなく解決して1話が終わるという、人情味あふれるショートストーリーです。

この本に出ていたカスレという豚肉と白いんげん豆のシチューのキットが輸入食材店にあったので、先日作ってみました。さっぱりとした優しい味のシチューでした。

そしてヴァン・ショー(ホット・ワイン)。昨日、風邪を押して1日出勤し、コーヒー豆を買いに、帰りに行きつけの輸入食材店に寄ったところ、スパイス3本と、レトルト・タイカレー、それにヴァン・ショー用のスパイスなどが入ったミニ福袋をゲットして帰宅。

まだ、風邪が治らないので、もう少し治ったらぜひ飲みたいのです。夜にでも飲みたいところですが、風邪で味がよくわからない、香りもわからない、ので。

この本はまだ2冊のようですが、シリーズ化されたらもっと読んでみたいです。


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「天人菊」の別名

先日、夫と戦争関連の講演会に行ったとき、この花の名を知りました。別名「特攻花」。

鹿児島県喜界島の飛行場に咲いている、1輪でピンク、オレンジ、黄色の鮮やかな色の花です。かつて出征直前の特攻隊員に少女たちが手渡した花、隊員たちは「一緒に散らせるのは忍びない」ということで、飛行場の片隅に置いて行ったそうです。その種が実り、あたり一面に咲いているそうです。

仲田千穂さんという若い女性の写真家の方の写真集で、お花だけでなく、元隊員とお花の対面の写真もありました。若い人が関心を持って表現し、伝えていくのは頼もしい限りです。

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ビブリオ・バトル

先日、ビブリオバトルなるものを見る機会がありました。公式サイトによると「知的書評合戦」とのことです。

3人の人が参加者・観覧者の前で1人5分ずつ本の紹介をし、質疑が各2分。そのあとすぐに参加者が「どの本をいちばん読みたくなったか」を選び、挙手で投票するものです。

人数がそれほど多くなければ、その場で数えて、多数の人の本が勝ち。「チャンプ本」というそうです。話やプレゼンがうまいとか、個人的に感じが良いとか、ではなく、あくまで話を聞いてその本が読みたいという純粋な気持ちで選ぶとのこと。

私は個人的には「旅をする裸の目」という多和田葉子さん著の本を読んでみたいということで投票しましたが、チャンプ本に選ばれたのは別の本。

3人の方々は知的な大人の方々でどの方の説明もわかりやすかったのです。他の参加者の方に聞くと、お子さんたちや大学生など年齢が若い人たちだと様々な形で盛り上がるそうです。

職場でこんな取り組みができるなんて羨ましいですね。

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ひと休み

怒涛のように締め切りが終わると、もう年末。図書館でこんな本を見つけました。いつだかわかりませんが、日経新聞の書評に出たものだそうです。

アメリカの田舎からNYに出てきた、平凡な、ちょっと冴えない会社員の女性が、あるとき、魔法の会社にスカウトされます。彼女の「平凡」さが、魔法の会社では高く評価され、地味な日常は変わらないものの、次第に自信をつけていく、という物語です。

ニューヨークの魔法使い <(株)魔法製作所> (創元推理文庫)ニューヨークの魔法使い <(株)魔法製作所> (創元推理文庫)
(2006/07/11)
シャンナ・スウェンドソン

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英語版はKindleでは97円。続編も500円を切っています。Enchanted, Inc.が英語のタイトルです。

続編を英語版で立ち読み。ヒロインのケイティはSATCのようなゴージャスなOLさんではなく、ごく普通だけど、上司の文書の間違いをきちんと直し、会議では企画を出して注目される、デキル社員です。

年賀状、去年に引き続き、30日から印刷を始める、という状態です。続編を読んでいる場合ではありません。が、アメリカのドラマにもありがちな、結末のない終わり方で続編につながるので、続きが知りたい。
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Author:とらいふる
この秋で大学院博士課程を満期退学。
もう院生ではないので
博論終わったらブログ引っ越します。

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