マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

やっぱり勧善懲悪!

先々週、は土日、先週は日曜日、今週末は土日、連続で週末に仕事が入っています。昨日と今日は家にいるのですが、仕事関連のメールが20件ほど。今日はこのあと、送られてきたニューズレターの3校チェック、別の原稿の校正です。ご近所さんから見ると、在宅=今日は主婦業、仕事は休み、なんだろうなあ。

さて、最近見た韓国時代劇は、元々の史実がそうだ、ということもあるのでしょうが、「イ・サン」「華政」、それぞれ、王様が、身内だから、とか、「悪」ではあるが政治的に活用する、等の理由で「黒幕」の断罪をしないため、結局、窮地に陥る、というドラマでした。

家の者はしばらく「水戸黄門」を見ないとすっきりしない、ということで、このところ韓ドラは一休みで、昔の黄門様を見ています。半年分のもやもやを解消しています。

私が一人で見ている「オクニョ」は黒幕の力が巨大すぎるため、勧善懲悪は難しそうですが、王族の身内は勧善懲悪の対象となるようなので、「期待」しています。

このドラマ、現代に例えると、身内の事件を解決するため、「警察事務」(ドラマでは茶母、監獄の下働き)から「警官」(ホドチョン)を目指すべく、勉学と武術に励んだ少女が、あまりにも教養と武術があるため、「特殊業務のスパイ」(ドラマではチェタミン)にスカウトされるという話です。

面白いです。
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テーマ:韓国ドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

韓国時代劇の大谷亮平

最近の我が家の韓国時代劇は「華政(ファジョン)」です。時代的には日本の文禄・慶長の役の頃で、暴君と言われた朝鮮王朝15代の光海君(クワンヘグン)の異母妹である貞明(チョンミョン)公主(コンジュ)=正室の娘である王女のお話です。

最近のドラマで、「火の女神ジョンイ」という、同じ16世紀後半に韓国から陶工として日本に来て「有田焼の母」となった女性の話では、すがすがしい俳優さんがきりりと演じていた光海君でした。王としての資質はあり、身内や反対勢力には冷徹であっても、民にとっては優れた王だったと最近再評価されているそうです。

ファジョンでは「アテナ」でのスパイ役、「最高の愛」での「俺さまスター」役など、フツーの人でないカリスマ的な役がはまっているチャ・スンウォンが演じています。

このドラマでは王の側近が王女と王子を殺害しようとし、王女は船上の火災を生き延びて、倭国(日本ですね)にたどり着き、長崎の硫黄鉱山で「男として」働くことになります。硫黄を手に入れようと江戸に行った時に商人の「イダチ」に出会うのですが、その「イダチ」を演じているのは「逃げ恥」の大谷亮平。韓国語を操る日本の商人として登場します。王女が日本で働いたというのはもちろんフィクションです。

ちなみに「伊達(ダテ)」ではなく「イダチ」でも間違いではないそうです。京都の太秦で撮影されたそうで、お蕎麦を食べたりする場面が登場します。11話で大谷さんが登場。時代劇でも素敵ですね。

もう一度出てくるようなので楽しみです。

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朝鮮王朝のシンデレラ・ボーイ

私と交代するように家人が高熱を出し、自分もまだ治らない中、看病中です。私は熱は出ていません。メールで仕事を送ったのでちょっとひといき。具合は悪いです。

我が家ではイ・サンのあと、後続番組の、李氏朝鮮第22代王イ・サンの右腕を主人公とした「ホン・グギョン」。イ・サンを見た方ならご存じでしょうが。イ・サンを全力で守り、王位につけた功臣ですが、のちに自分の妹(12歳!)をイ・サンの側室にゴリ押し、権力におぼれ、残念な人となってしまった人です。

そして、ホン・グギョンのライバルとしてイ・サンでも登場していたのがチョン・フギョム。ドラマでは長身でニヒルなイケメン俳優さんが「母上!」とか言って、上品に演じていましたよね。サンの祖父である第21代王の娘、サンの叔母ファワンの養子で、ファワンとともに陰謀を企てたサンの宿敵です。

イ・サンでもこの二人のライバル関係は描かれていましたが、それは二人が役人として王宮に入った20代半ば以降のこと。

ドラマ「ホン・グギョン」では二人とも17歳くらいから描かれていて、二人とも「ゴロツキ」を仲間とし、暴れん坊の時代です。グギョンは飲んだくれの没落両班を父とし、けなげな母と幼い(5歳くらい?)の妹と暮らしています。勉学に身が入らず、ゴロツキの仲間入りをしてしまいます。フギョムは魚売りの商人の息子で、別のゴロツキ集団に属しています。

フギョムを演じるのは悪役俳優で、善徳女王のライバル、ミシルの弟などすごみのある役ばかり演じています。(イメージ違ってちょっと残念)。ある日のこと、王女様(ファワン)が養子を取ろうと、「かなりの遠縁」であるフギョムを養子にどうかと、使者を通して打診します。王女は夫を亡くし、子どももいません。実態は「政治参謀」としての息子を探していました。

王女27歳、フギョム17歳ということで、周囲は難色を示しますが、フギョムの悪知恵で、養子として迎えられます。(俳優さんたちは、どう見ても、王女50代半ば、フギョム40代半ばから後半くらいにしかみえませんが。)

フギョムの家は貧しく、家は抵当に取られていましたが、降ってきた大幸運で、立派な家が与えられ、塩田の経営権利が与えられ、左団扇、となります。韓国時代劇では、身分の低い人が王の側室になると、貧しい家族、(よく母親と兄が登場します)が急にきれいな衣装を与えられ、喜びながらも、おろおろする様子が描かれますが、男性版は初めて見ますね。

かたやグギョンは年中暗殺の危機にあったイ・サンの影武者をそれと知らずに引き受け、重傷を負い、それがきっかけでイ・サンを守ろうとする勢力に取り込まれていく、という描き方をされています。

イ・サンでは描かれていない点で、おそらくフィクションでしょうが、フギョムがグギョンの恋人をそれとは知らずに奪ってしまい妻(側室)としてしまう、というのがあります。

いずれにせよ、「高級官僚」であるグギョンとフギョムがそれぞれ「かつてのゴロツキ仲間」に現在も常に囲まれている、というのはイ・サンとは違うのですが、このほうがきっと史実、というか実態に近いのでしょうね。




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今頃「イ・サン」?

我が家では今、あの「イ・サン」を見ています。私はリアルタイムで数年前に見たので2回目。

米櫃事件で有名な第21代王の「英祖」とその悲劇の世子(次期の王となる王子)の話、「秘密の扉」を見たことがきっかけで、家の者は派閥抗争と陰謀渦巻くこの時代のドラマに夢中に。

たまたま同じ時代を描いた「大王の道」の後が「イ・サン」で、録画がそのままされており、私の留守中に見たところ、「イ・サン」にはまってしまった、というわけです。

「秘密の扉」では英祖が60歳くらい、世子が25歳くらい。「イ・サン」では英祖が70代後半、その孫のサンが20歳頃です。登場人物を比較しながら、人物像を確定しています。

私は「秘密の扉」が終わったら「大王の道」を見るものだと思っていましたが、それはだいぶ先に。最近は韓国で女優として活動しているタレントのユンソナさんが、極悪な側室を演じているということで興味があります。

それにしても、事実は小説よりも奇なり、で、陰謀の数々、2度目に見ても忘れているのがずいぶんあり、でした。



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歴史ドラマに見る無実の罪と身分の昇降

我が家ではリアルタイムで韓国時代劇「商道(サンド)」を見終わり、「サンド・ロス」状態です。少し前に私だけがみていた現代ドラマ「伝説の魔女」というパン屋さんを舞台にした女性たちの物語を見終わりました。

両者にありえない設定なのは、「無実の罪で投獄」という共通項。「サンド」では主人公の男性は合計4回無実の罪で投獄され、そのうちほとんどが商売敵の商団の悪者たちに罪をでっちあげられるか、別件で捉えられてもその商団に話を捻じ曲げられて長期投獄されるか、という話です。「伝説の魔女」では4人+1人の女性が投獄されていますが、そのうち3人は製パン会社(財閥)の会長に罪をでっちあげられて無実の罪で、という話です。

それはそれとして、身分制度のあった頃の身分の上昇については、とかく男性に対しては厳しいのではないかと感じます。サンドの主人公の男性は商人でありながら、私財をなげうって民に貢献したことで、高位の役人に上り詰めるのですが、まわりの両班の役人からは反発されます。

イギリスのドラマですが「ダウントンアビー」でも伯爵家の3女と結婚した、使用人の運転手が使用人から貴族、「階下」から「階上」へ移った時に混乱が生じます。

女性の場合は高貴な方の妻、となれば身分が低くても(多少、周囲の反応はすぐれなくても)、それなりに認められるのに。

まだ見ていませんが、「イニョプの道」では結婚式の当日に父親が謀反の疑いをかけられて、両班のお嬢様から下女になるという悲劇が扱われています。韓国時代劇には謀反の疑いをかけられ(実は無実のことが多い)、身分を落とされるというのが、主役でなくてもよくでてきます。

高慢なお嬢様に耐えていた使用人の下女が、同じ身分になった元お嬢様に「痛烈な仕返し」をするところから始まっているようです。

こういうことって、現代社会でもありそうなことですよね。

「サンド」の脇役です。両班である高名な学者が謀反の疑いをかけられ、奴婢になった娘を、無実の罪で奴婢になった主人公が助けます。その娘は主人公に片思いしていて実らないのですが、後年、父親(亡くなっていますが)が無実となり身分を回復し、主人公を助ける役人の妻となり、夫婦で主人公を助けてくれるのです。

日本の時代劇にはあまり見られないように感じられるこのプロット、はまります。

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とらいふる

Author:とらいふる
長~い職務経験をへて、現在、大学院博士課程に在籍中 (教育学)。

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