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マダム大学院生のグローバルな日々

無閑マダムの博士への道

「キム・ジヨン」と「エリート男子の国語」

今日の日経の文化欄は「エリート男子の高校国語」ということで、国語の教科書に漱石の「こころ」、鴎外の「舞姫」中島敦の「山月記」が取り上げられていることについて論じられていました。かつて高校進学率が40パーセントだった時代、高校に進むのは主に「エリート男子」だったので、「エリート男子の苦悩」が描かれた小説が取り上げられていたと筆者は指摘しているのです。

それなので、女子やエリートでない男子には共感しづらい内容だとのことでした。

では、現代社会でお手伝いさんがいたり、お城に住んでいるというわけではない、多くの「女子」が誰でも共感するのは韓国の女性作家が書いた「82年生まれ、キム・ジヨン」かな、と思います。2015年の時点で33歳という主人公の女性の家族との関わり、家父長制度の中で生きた親世代、女性の地位は親世代より向上したものの、いまだに古い価値観に縛られている、ということが自然な形で描かれています。

出産のため仕事を辞めたヒロインに対して比較的リベラルな夫でも「家事や育児は手伝うよ」、といった調子。「ここはあなたの家、子どもはあなたの子どもでもあるのよ。」と怒るヒロインに素直に「ごめん」という優しい旦那さんではあるのですが。

最近の国語の教科書は様々な文章が載っていることと思います。「古典」の小説に教科書で触れるということはよい機会でしょうが、さらに多様性を大事にした小説や評論が載るといいですね。雨宮処凛さんとか、載らないでしょうかね?

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テーマ:読書メモ - ジャンル:学問・文化・芸術

最近のいただき物

ここのところ、いろいろいただき物がありました。先日の女子会で珍しい京都のお土産。味噌ダックワースと味噌フィナンシェ、それとお味噌汁の元、です。まだダックワースしかいただいていませんが、スウィーツに深みが出るのですね、お味噌味って。ごちそうさまでした。

職場の同僚からのお土産は中国の海苔。「韓国海苔」は有名ですが、中国の海苔って珍しいです。ゆるキャラもどきの可愛らしいパッケージです。



来日している共同発表者からはハワイのショートブレッド。元々は英国のものですが、今はハワイにもショートブレッドのお土産、あるのですよね。マカデミアナッツ・ショートブレッドということで、ハワイ色がでています。

いずこも、行ったことのある場所ですが、未知のお土産。自分もどこかに行った時、そういうものを探してみると致しましょう。

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蕎麦屋での温故知新

ここのところ、3週連続で金曜日は会食等をしています。友人と二人だったり、送別会だったり。昨日は学部時代の女子会、でした。私を入れて5人。私以外の4人は科目選択上の共通点があり、彼女たちと私は学科やサークル関係、というつながりでした。しかも1人は学生時代の面識はなかったのです。「正式な」同窓会だったら呼ばれないはずの私を仲間に入れてくださっている、ということですね。

珍しく、お蕎麦屋さんでの懐石、ということ、大学そばの「隠れ家的」な和食、というので、時間があれば着物でも、という古い格式のあるお店なのかな、という想像をしていたのですが。

店構えは政治家が密談をするような感じ、だったのですが、中へ入ると「和モダン」で。中だけ改装したのか、明るい感じでした。個室も、密談感はなく、明るくゆったり、でした。テーブル席でしたし。

私のイメージだと、「お蕎麦屋さん」は明治の文豪が一人で食事をする感じ。火災の前の「神田やぶそば」とか、永井荷風御用達で、昨年閉店したとわかった市川の「大黒家」とか。地方で立ち寄ってみる、庶民的なお蕎麦屋さんとか。昔、行ったことのある、茂原市の和風のお庭があるお蕎麦屋さんはまだ、あるようです。

創業が古く、建物も創業当時からの日本的家屋、豆腐を作って売っていたり、そば寿司をお土産用に販売していたり。昼間から日本酒、が似合いそうな場所。

お昼前から集まったのですが、お昼時には近くのオフィスからの人たちでいっぱいに。お食事は美味しく、「和」の雰囲気も楽しめました。古い日本家屋の保存は難しいし、敷居を低くする、という意味でも「新しい和」は必要なのかもしれません。

そのあと、大学により近い場所でコーヒーとケーキ。ここも昔はなかった場所ですが、旧交をあたためるには新たな場所の開拓、が新しい、ですか。




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新・北斎展+幻の世田谷美術館

本日は出勤予定だったのですが、暴風のため勤務を見合わせ。会議があるのですが、幸い、私の意見は先週、出す機会があったので。先週末も送別会のため金曜お泊り、土曜に観劇、昨日もいろいろと忙しかったので、天の恵み?

金曜日午前中は10時に六本木ヒルズに到着する予定でしたが、15分くらい過ぎてしまい、長蛇の列でした。当日券の人は50分待ち、持っている人は10分待ち。私はいつもとは違うルートで招待券をゲットしていたので、10分待ち。中も混んでいました。

富嶽三十六景をまとまって見られたのはよかったです。数は36ではなく、26でした。個人的にはコミカルな「北斎漫画」が好きです。「六歌仙」も印象的でしたね。

お土産はマスキングテープとチョコレート。本当は来月のお土産をいくつか買おうかと思ったのですが、荷物になるので。

夜は職場近くのちょっとオシャレな居酒屋で送別会。4つのチーム合同だったので知らない方もいたのですが、6,7年前に一緒に韓国に行ったメンバー4人が近くの席で集結。最近でもよく顔は合わせていたのですが、一緒に食事をするのは久しぶりでした。

次の日は午後、家人と待ち合わせていたのですが、午前中のプランはそんなに立てていなかったのです。朝、世田谷美術館のアフリカ展に関するMLが届いていて、既に10時だったのですが、新宿から成城学園前に行き、バスで行くことにしました。

思ったより時間がかかってしまい、かつバス停から10分というので断念。成城学園には戻らず、乗ってきた渋谷行のバスで渋谷に行こうとしましたが、随分時間がかかったので、世田谷線の世田谷駅でバスを降り、懐かしの世田谷線で三軒茶屋まで行き、渋谷、新宿へ戻りました。2時間かかってしまいました。

新宿でゆっくりすればよかった。中村屋サロンの展覧会の券を持っていたので。

砧公園は昔、まだお子さんが小さかった頃の友人の家族と共に、バーベキューに誘っていただいて行った記憶があるのですが。
行きは車で皆さんと一緒に行って、帰りは電車で帰ったような。なんだか遠かった、という記憶しかなかったのです。

用賀からバスで行くのがいちばん近いようですね。








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京都大原の庭とキッチンから ベニシアさんの手づくり暮らし展

金、土、日、月と仕事で金曜日は自主的に泊まり、日月は雨だったので、ちょっとお疲れモードでした。でも、昨日しか行く日がなかったので、銀座松屋で行われているベニシアさんの「手づくり暮らし展」に行ってきました。券はコンビニで前売りを買っておいたのです。本当はゆっくりみたかったのですが、時間も20分くらいしかなく、関連のお土産等を見る時間がありませんでした。

松屋じたいは夜8時までやっているのですが、今日は少し早く帰るつもりだったので。さらに、ベニシアさんのNHKの番組はよく見ているし、ガーデニングの本も持っているので、昔のイギリス貴族としての生活や家族の写真とかはさらっと見て、お庭や暮らしぶりの展示を楽しみました。

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この、タイルや、割れた陶器をセメントで固めたテーブルなど、作ってみたい!とずっと思っているのです。バリ島のかごで編んだミニ・スーツケース、私も持っているのですが、その中にハーブを入れて乾燥させていました。実は使い道に困っていたので、やってみようと思います。

また、ウィリアムソンの象の紅茶の缶にDarjeeling Teaと手書きのラベルが貼ってあり、これはピンクの象の缶を私も持っているので、活用しようと思いました。

会場では6分のビデオ映像が流れていたのですが、NHKの番組のナレーションを担当している、俳優の山崎樹範(しげのり)さんの、ベニシアさん宅訪問だったのです。

山崎さんと言えば、「戦国鍋TV~なんとなく歴史が学べる映像~」という日本史を紹介するローカル局4社が制作したマニアックな番組(2012年までやっていたそうです)のサラリーマン役や戦国武将役が印象的でした。30代前半くらいかな、と思ったら40代半ばだったのですね。

ベニシアさんのお宅訪問映像、というと自然派系の女性タレントさんか女優さんが「まあ、素敵なお宅ですね」などというのを想像しますが、素朴な雰囲気の男性が「うわー、なんだか落ち着きますね。」とコメントしてお茶などを飲んでいるのが意外でした。

戦国鍋TVの「うつけバーNOBU」という、織田信長が「オネエ」のママさん、という設定のコーナーで、愚痴をこぼしにくる若いサラリーマンの役が山崎さんでした。

会期中に松屋の展示関連のお土産コーナーを見てみようと思います。ベニシアさん愛用の調理器具や、カレンダー、ベニシアさんイメージのジャムなどがあり、同時開催できれいな毛糸の展示販売がありました。

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Author:とらいふる
この秋で大学院博士課程を満期退学。
もう院生ではないので
博論終わったらブログ引っ越します。

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